第25話
暫くすると
「キスして良い?」
そう言われた。
確認された事なんてないから、何て答えたら良いか分からず、小さく頷くので精一杯だった。
あれだけ、キスしたいとか抱かれたいとか考えていたのに、いざそんな場面になると赤面して動けない自分がいた。
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