木原東子の思惑残生 巻1 錐子オババ西から東へ

@touten

第1話 2024年 新年 錐子新たな目標へ向かう

年末から年始へ 密度が濃い

20240107


2023年12月28日

神さん、最近また200以上の幻像人類がガザより実相界に旅立ちました。

それを聞いた我々が、反戦と平和の徒でありながらも

事態を単純にネガティブに受け取ることなく

またその人々も、摂理の奇跡により 理解してより安らかに

笑顔で戻っていくように取り計らってくださいね。

実相界ではその奇跡など必要でなく すべてが奇跡のような摂理を展開して行く、

ここ幻像界に於いてのみ 別の仕組み 

つまり神さんとのやりとりを通して 奇跡と言える幻像を招くと言う仕組み

それは皮肉なことに、本来奇跡という幻像ではない神秘の摂理が

粛々として、実は行われているだけなのに。


2023年12月30日

今日のバラ色の雲、素敵でした!

この目の前の宇宙の全てを愛しています愛しいです。

幻像の中の素敵なところを拾い集めて暮らしましょう。

ところで、実相体には自由意志という概念がないでしょうね、

それは別に変なことではなく、実相界には何も不足していないので

取り立てて求めるものでもないからでしょうね。

ただその世界の反射である幻像体には

「自由意志」と感じるような副作用があるとも言えましょう(神話の失楽園事件ですね)現に科学的には自由意志などないわけですが、

勝手な妄想を意識する余地があって、

そこに「摂理」にありえないことも含まれる、そのように見えますけど

さてどうでしょう、脳内のことはわかっておりませんのでね。


2024年正月

元旦の朝はまだ素敵だった

角度が悪い季節なのでもはや日光の当たらない小さな窓から

神さん、お父さん、ヒロくん、ご先祖様と呼びかけると

突然

口から歌が沸いた

年の初めの例しとて 終わりなき世のめでたさを 松竹立てて門ごとに 祝う今日こそ楽しけれ〜〜

数十年、忘れていたものを!!


しかしながら、ドイツでの感興は長続きせず


こうもバッチリ来るとは! プレートが動いた、日本の小さな半島で。

呆然として元旦が過ぎた。

次は羽田での衝突炎上事故!

テレビがないのでSNSで追いかけている。画面を見つめ過ぎて視界が霞む。


2024年1月4日

遠くバイエルンではヘルビーとブリットが

我が子のような老猫の亡骸を荼毘にふして悲しみに浸っていることだろう。


錐子オババはといえば、最大の懸案、銀行問題をやや柔らかにできた。

1日に一つ仕事すればいい方だ。


先日は12時間も眠った。そして久しぶりに夢らしきものを見るが

昔と変わらず、相変わらず家探しをしているので別に面白くもない。

「もう見つけましたから。方丈めいたのを横浜に」たったの16平方メートルのマンション、というものがあるのだ。


それにつけてもやや面白い出来事にぶつかる、家にいて画面を眺め、実際の人間には会わないのに。いや、錐子オババが面白いと解釈するだけの話ではある、実は。


(実は、いつもとは違う場所にいる。ついに新居。

冗談冗談、

二階の自室では天井から漆喰が落ちてくるので、

古い家を改装したので古い屋根が雨漏り、それが滲み出てきてあちこちで剥落 

あたしは階下に引越し中となったのだ。


JBとその後ヌールがいた部屋に、机と椅子(キッチンの)を据えてはみたが、

何というか気分的には、変に落ち着かない。

4色の薔薇を飾ってみた。何のお祝い?

それにしても花という命の生気、本当に神の息吹だ、エネルギーの清らかさが心に染み込む、ありがたい。


いやあ、今日は確かに神さんとのツーカー多かった。なんてこともないけど、例えばSNSをペラペラめくっていると、感涙とゲラゲラ笑いと最上の物理哲学的情報とがそこから湧いてくる、誰ともコンタクトないのに十分な交渉あり。

というか、まあ狂気の沙汰ではあるけどね。そこまで考えてはニヤニヤ。)


ここしばらく、ある意味錐子オババの機嫌は一部、非常に良かった、

それは階下の浴室で鏡に向かうと、最近なんとなく自分に微笑みかけてしまう、

すると皺一つ見えず歯並びの歪んできたのも見えず、可愛い、

自分でも大好きだ、

えー、あんたって美人鏡だったのね、と話しかける。

今まで知らなかったわよ、嬉しいな。(客観的条件は、光不足、視力不足)


光つまり電磁波、つまり光子と電子、質量なし、粒でもあり波でもある、ピンからキリまでの波長でもって宇宙最高速を体現する、それでもスピンの向きの異なる対をなす存在、それらが真空において、ポッと生成されシュッと対消滅する、

そこら辺が究極の極微のちょっと物質可能性? ほとんどエネルギー? 

そんな在り方、つまり空即是色というわけだろう。


この日の情報は、

例の、いよいよエネルギーが現象化(といっても我々に見えるわけじゃなく)して物質ができる以前の宇宙背景輻射とやらの揺らぎ(そこにやがて銀河ができたはずということで)の図(よくぞそんなものに辿り着いたものだ、人類!)についてだ。

しかし最近になって、実はその大昔の光は「それが物質プラスダークマター界を経る時に、なんらかの影響を受けたものが、人間の宇宙望遠鏡で捉えられた」ということらしく、我々は「影」を見ている、とかいないとか。


錐子説では、実相界というオリジナル物質界と、その影である我々が見ている宇宙像とは似ているが虚実の違いがあり、幻像界とはいわゆる善悪混在に見えている、

そういうことになっている。


錐子オババのキーワードである「影」という言葉、

それがが使ってあるのに驚かされたのだが、それ以上は理解できなかった。


しかしこれは今日一番の恵、神さん、ご先祖様ありがとうござんす。


ここでまた思った、ご先祖様、と言っても知らない人がほとんどだけれど

こうして無事に屋根の下に暮らせることがお陰だと思ってありがたくて落涙する。

ところで自分には縄文人の遺伝子が明らかにあると、錐子さん自負している。


実相界から愛と光をもらう錐子オババの喜びと感謝が、

また反射して意識体の苦の概念を優しく撫でていく、自動的に。

そこまでも神さんの慈愛は粛々とシステムとして働いているはずだ。

そのはずだ。

それを願う自由意志も備わっている、影の世界も完璧にいつかなるようにと。

簡単な手順で!

ただ意識世界の空無なることに没頭する。

いつか、ではなくまさにこの今、すでに永遠に。

そんなこんなを、時間の中でいつか、意識体である我々も解明し信仰できるはずだ、はずだ!と、

よく見ればちりめん皺のたるんだ腕を振り上げるのであった。


錐子オババの話はまだ続く。

それから一昨日ごろだったか、またもや現実に出くわした。

ある条件の下、目尻と頬に千もの細かい皺の並びが別の鏡にはっきりと見えた。

感嘆するほど規則的!と感嘆している場合ではない、ある意味ゾッとする。


待てよ、そうだ毛糸でこれらを隠すような帽子を編もう、仕方ない、目鼻口だけがかろうじて見えるように。

翌日の昨日、時たま覗きにいくだけのSNSになんとなく入った、するとすぐにかぎ針編み物をするアイデアが示された。

しかもしかも、まさに錐子オババの望むような形を作るために、編んでいく方向を突然直角に転換するというやり方。

また、母親の形見でもあった毛糸のソックスの壊れていくのを嘆いていたところ、もっと簡単な方法でそんなものを編む方法が次に示された。

こんなサーヴィスはあれど、現実は結構、なかなかである。


時々、自分は日本にいる、という前提で頭が動いている、

ドイツにいることに気づいて日本でないことにびっくりする。

自分は二階にいると思っている、下の浴室に行こうとして、あ、ここはすでに下の部屋だったと驚く。その逆も然り。自分のいる場所を勘違いしているので、行き先も間違うというかなりの見当識混濁が起こる。


さらに、銀行の口座を数ヶ月後に閉めるために、いくつかの書類を探し出さねばならない。

あるところはわかっている。ぼんやりとどこに入れたかは覚えている。

しかしそれは無数の書類の中にいわば隠れている。

何一つ記憶に残っていないか、間違った記憶だ、結局はドキドキしながら、一枚ずつめくっていくしかない、それでも認識できない、消えているように見えるという自信がある。

まあ一昨年まで、何度も助けられた、ひょっとみるとナント重要な書類だと認識できたりしたこと数知れず。神さんの手助け多かった。

それでも自分の記憶力がこうも当てにならなくなるとは、確かに怖い。

ナニ、それでも無数の記憶はある、必要なものが見つかるかが問題なのだ。


これではまるで痴呆の備忘録になるなー。

もう一つの懸案は、確定申告問題。これはまたもや税理士問題、つまり公認翻訳問題へとつながるという恐怖。

新年から愚痴はやめよう。たくさんの懸案を解決してきた、あと一踏ん張りだ。

神さん、楽しくやりましょうね〜〜



予祝という人類が未だ知らざりし概念と態度

20240116


錐子オババ、神さんに、楽しくやりましょうねー と言わばこちらから発破をかけた

のだが

そんなカラ元気が出たのは、行きつけの低所得層向けスーパーで新たにデビューしていた「こんにゃく」の効果であったかもしれない。

最後の人参数本とすき焼き風味に仕上がったものを美味しくいただいたところ、翌日の体重測定で同人物とは思えないほどの変化が出現。体重に変化はなけれど、体脂肪激減、骨格筋激増、肉体年齢42歳!

次第にまた元に戻ったところを見ると、機械の過ちでも無さそうである。

面白いことが起こるのは論理的奇跡みたいで面白い。


かくして、ちょっと機嫌をとる、じゃなく機嫌をとられた錐子オババに

どっとばかりに今度は

難儀と思われる現象が襲いかかってきたのだ。

当然、どっとばかりにストレス漬けになってしまった。

ここで一瞬足を停められたらよかったのに、と後になってでも

思い返すことができたら、まだ上出来で、そこへ至る間もなく

解決不可能だという絶望からパニックになり、助けてを連発する、

哀れ、幻像人類の典型となる。


妙な比喩になるけれど:

巨大な建物の名称は、「帰国計画駅」


1番線の列車は、確定申告問題号である。

ここまで何年も放っておいたのは、日本で税金払っているので

ドイツでは申告も不要だろうという推測があるために、

意欲すら消されていたのが、JBの病状多彩化と並ぶ実情であった、

こう錐子オババはうなづく。

2番線の列車は、引越し問題号である。

1月6日ドイツの日通にメールする、日本語。

1月9日スパムに返事が来ていたのを発見。申請用紙記入送付。

1月16日以降、下見に来るらしい。

荷物の選別決定が難しい。それに、いつ持っていってもらうか、

それ以降は普通の生活はできなくなる。ホテルに暮らすとしても、

住所登録はまだ変えない方がいい、という時点である。

3番線の列車は、最終日程問題号。

まず飛行機を決めるだろう、見たところ一時帰国の時の倍額になっている。

ヴィザは6月17日で終焉だ。さいわい日本のマンションは確保できた。カラ家賃払っている。

外国人局にまた電話したところ、

航空券持参せよ、確認書を発行すると寝耳に水。

「住居を退去する日の早くても1週間前に住民課に住民票返却し、その後1、2週間の間に退去を実行せよ」と外国人の退去法に書いてある。この文が理解可能とは思えないのだが。

健康保険会社でも、この件と連動しているらしく、最終日に確認書?がメールでやり取りされるらしいし、実際健保は国を移動する際の重要事項。

さらに電気支払いを止める日も最終日で、最後にメーターを読まなければならない。その手順は謎。

幸いにも、退去後恒例の室内の修復問題は、

屋根の工事のついでに大家のビルギットに施工してもらうことになっている、

もちろんそのための保証金は6年前に渡してある。

4号線の列車は、通信関係終了問題号。

まだ手をつけていないが、深い問題が潜んでいる、

国を変える時、電話番号やメルアド、これに付随する諸々のネットを

無事に生存させていくことは果たして可能なのか。

彼女にはそこは魔法の世界。

すでに、錐子オババの必至のデジタル仕事で、交通割引カード、ゆうちょ銀行オンラインは可能にされたのだが、さらに、ルフトハンザの旅行IDと、Google登録をするハメになり、またパスワードが増えた。

5号線の列車は、廃棄問題号。

市役所に電話すれば、数ヶ月後に粗大ゴミを持っていってくれる。

ただ戸口まで自分で出しておくというのが、実は錐子オババには考えただけでも無理な住宅事情だ。

有料で自分で焼却場に運ぶ、あるいは中古屋に運ぶ、あるいは寄贈置き場に運ぶ、オンラインで売るなど手段はあるものの、トラックと運転手なし、老人という条件では困難。

その前に分別しなければならない、その頭がない、

朝まだき、うとうとしながらキリもなくそんな問題を考えている時、

それがまさに地獄だ。(時にはお陰で、まあ大事なことに気づいて大慌てさせられることもあるけどさ)


1月8日

確定申告していないことが今や苦になっている錐子オババの、

今や良かったのか悪かったのか、定かではない思いつきの

一つでネットの海で「外国人年金受給者」の税問題を扱う税理士を探すこととなった。結果は

「複雑な問題ですね、ひっくるめてまず1年分を計算してみましょう、費用は15万円です」ギャー


1月11日

猫を安楽死させてもなお超多忙なヘルビーにこの件を知らせると、きっとそれだけでは収まらないだろうから、日本語のわかるデュッセルドルフのスマイルさんにやはり無理でもお願いした方がいい、との意見である。


スマイルさんにはすでに1月9日メールしていた、もちろん返事なしだったが、

1月12日、錐子オババはなんと電話したのである。

彼は電話に出た。日本学の社会学関係の専門である、

そういえば今頃触れるのも変だが、亡夫JBはまさに同じ専門だった。

そして錐子オババを気の毒に思ったのだろうか、正確に計算するのでデータを送って、といってくれた。

天にも登る思い、と言っていいだろう、ええ、ええ、送りますとも、

健保会社KKHのために毎年作っていた一覧表がありますから!

と錐子さん叫ぶように言った。

その夜新しい自室のコンセントが一つしか働かなくなり、多いにタコ足配線を制作した。

ちょうど早生の長男の52歳の誕生日で、自分の苦境も彼の絶望に比べれば何ほとでもないことを思って大いに涙した。


すぐにコピーを始め、1月13日ありとあらゆる必要そうな書類を集め、分別し、ファイル4つを作った。


1月14日、午前中ちょうど見つかった封筒に詰めて、テクテク郵便局へ。

そこの高級スーパーでマクワ瓜とパイナップルを買ってしまった。

生首のように重たいのを休み休み、担いで帰った。

プレーンヨーグルトに入れようと思うわけであった。

こんな時にも食欲盛んなところが稀な錐子さんである。

ご褒美と思ったのかも。

この夜遅くまでかかって、スマイルさんに資料の説明を詳しく書いた。

翌朝メールしようとMacを閉じた。


1月15日、眠る前に間違って生姜茶を飲んでしまったせいか、

最近うまく眠れていたのに珍しく不眠で、こうも苦労させられる意味はなんだ、

と錐子オババがやや集中した途端、

「そうか対処が不十分だった、老齢による不可能感から絶望してしまい、助けてと不安いっぱいで神さんに叫んでも、マイナスの雲が重たすぎる。

さっきスマイルさんに書いたじゃない、あらかじめ感謝申し上げますと。

与祝、というこの言葉、この概念、考え方、行動、これって幻像人類にはとてもとても難しい、そこまで信じきれない。

これまでの経験知では無駄な「助けて!」だった。特に日本人には図々しすぎるみたいで謙虚という美徳が頭をもたげたりするのかも。

ニコニコして<解決方策、いつもありがとございます>と本心から、苦境の中から、言えるかっていうと、

バカでなければムリ。しかしこれが正しい方法だろうねー、

もちろん自分のできることは楽しくさせてもらいますけど。


幻像人類の成し遂げた文明の、新たなデジタル世界における

これまでとは裏腹な人間存在論、つまり人間意識論、とんでもないことになるかも。


これまでの思考や倫理に新しい展開があるのだろう。

あたしはその未来に意味と価値を信じる、神さんとの協働作業として。

この意識の中に、この大自然の中に、心底にあまねく、

あくまでも輝いている至高の極楽のかけらを大切に、

讃えて生きよう、よ、なんてね。

それを信じ切れるバカになるぞ、なんてね。

死後の未来も明るいんだし。というか時間なんかないのかも。

chatGPT使いこなしてスーパーオババになろー、コトリ、

と、命尽きる、いいね! その意気がいいのさー」


ところで1月15日の続き:

早朝、スマイルさんへのメール下書き、行方不明、

メール関係のどこにもない、神隠し。

5時間後、思いだす。ふと思い出す。メールではなく

メモ帳に下書きしていた。それを完全失念だったとは。


「電気会社へ電話、30分も待たされたが、口座変更に成功。

ま、これは簡単な方だったけど元々。

当てにならないけど親切なクレーマー夫人と、

ゆうちょ銀行口座閉鎖の予約取れた。

この頭と共同作業するのはややしんどいけど、まあゼロじゃないんで。」


錐子オババ、カラ意気だけは軒昂です。




いいこと思いついた

20240126


十日ほど前に、名前は存じませんが

いつの間にか役を買ってでた語り手なる人が

いきなり駅の建物というイメージに取り憑かれ、

あたしの現状を「列車問題」として

仰々しく分類していましたので、

その後の十日間の進行状況をその流れで語ってみます。

ちなみに現在この地方では1週間ほどもドイツ鉄道の運転手さんたちストライキに打って出てます。その前は寒波で外出を控えていた人が、気温がプラスになって、さあ用事を済ませようと腰を上げた矢先、車のない者には被害続出ですわねー。


1番線 所得税申告問題号

japandeskという日本に特化した税理士スマイルさんが命綱だったところ

この人、電話に弱いタチなのか、最初の出会い同様、今回の電話でも

資料を送ってみて、と奇跡のような反応をしてくれ、たのですが、

しかし余程多忙なのか、同僚に仕事を引き継がせ、

新たにテルヒュルネ博士(一体なに人?)と相対することとなりました。

それが1月17日水曜日、

資料をスマイルさんに送ったのは土曜日でしたっけ。


2018年からの全行程のうちの収入を監査して、

税がかかるかどうかを具体的に計算すると。費用には一切触れません。

こちらも一切尋ねません。

もうビビる余裕もないわけですもの、なるようになれ、ですヨ。

結果は1月24日水曜に来ました、

メールを開く前にはもう本当に十字を切りました。

天からの一筋の光が「所得税はかかりません」という言葉に! 

予祝とは遠いのですが、とりあえず信じていました、とでも

言うほどに静かに拝礼いたしました。


2番線 引越し問題号

本日1月25日木曜、日通フランクフルト店から下見に来てもらいました。

電化製品ゼロ、家具というには笑止千万な木箱プラ箱、ガラスの天板にはニューヨークの黄色タクシー印刷の安物机、3つも! 衣類をかけるハンガー?2種、本が小さな箱一つ、そして布団類、マットレスはどうするか思案中。


この種の引越しでもっと重要なのは、銀行口座閉鎖。

早速法規の壁にぶつかることに。

そのためにはポスト銀行では出生証明書も必要とか、

そんな証明書は日本にはない、しかし戸籍謄・抄本を領事館に提出して

証明してもらう方法があるわけで、それならドイツ語訳もなしで好都合、

と思ったところ、

「本当にこれが戸籍謄本ですか」疑惑が起こったのです。

15年前にもらったもの、透かし模様も入っているのだけど、

列車のストライキが終わったらもうどうとでもなれ、でフランクフルトへ突撃しよう。


一方、銀行相談員クレーマー夫人と、彼女も日本への送金は初めてだというので、

汗をかきかき、スマホで情報を集めながら、

口座閉鎖後の練習として書類を作る、つまり試しに

日本のゆうちょ銀行に少し送金してみようというのでありますよ。

ただ、海外送金に必要な送金先情報の受取人、あたし自身ですが、の

住所は書かないでいいと言われていたのに、書類が変更されていて

書く、段になりました、

愕然、立ちはだかるのは日本側の不条理の壁。

非居住者であるあたしには、他の場合であれば連絡人として

息子の住所があるのに対し、ゆうちょ銀行にはその制度がなく、

相談するにもフリーダイアルのみで

海外からのコンタクトの方法が見つからない。

慌てていたので、お得意の勘違いを起こしたあたしは、かんぽ保険と

ゆうちょ銀行がまぜこぜになり息子がきっと連絡人だと思って、

その住所を書くしまつ、

あとで気づいたけれど書類はすでに彼女の手を離れていたし、

本日までその結果は伝わっていません、

これも神頼みですねー、奇跡に感謝しておきます、神さん!


3番線 最終日程問題号

ポスト銀行は組織がお互いに噛み合っていない感じで効率悪くうるさくて、

住民票も出せと言ってます。

これは運良くその市の住民課の予約がすぐに取れて、達成。

それは良かったのですが、そこに辿り着くのに、ボタンを押し間違えてバスが止まってくれず、もう一つ先の停留所で降りたのですが、そこから戻る道がさっぱりわからず、西も東も、スマホで見ても眼鏡かけても通りの名前が読み取れず、通りかかった女性はスマホ中で話しかけられず、寒いし、大袈裟に言えば途方に暮れました。結局は正しい道だったのですが。


外国人局からもらって以来、心に重くのしかかっている

「ドイツからの退去日確認書、航空券付き」とは?の問いを

そこでもぶつけてみたところ、

あの外国人局の女性が電話で告げた意味不明の説明がくり返されたのです。

ただやや今度の方が言い回しに納得ができた感じだったので

一応引き上げたのですが、

おまけのようにメガネをそこにおき忘れて一騒動を巻き起こして去りました。


そうそう、外交人局にはドクターヘルビーがまたやかましい手紙を代筆してくれました。そしたら、こちらからは何もタッチすることありません、と言ってきました。それが1月22日水曜、

あたしが心配から要らぬ電話をしたばかりに騒動が巻き起こったのでした。そうでしょうねー


そうそう! かなり心の重石が取れたので、

勇気も出やすくなり、ならばなれ、との意気でついに遅まきながら

航空券を予約しました。旅行保険は使えません、ドイツ在住でなければならない保険でした。世界中、どこにでも住めたらなあ!


4番線 通信問題号

何かというと、adobeとかいうソフトが勝手に出てきて、

訳のわからないことを言ってきて、うるさいのですが、

登録できそうだったのでする羽目に。

これもスキャンできるようになる挑戦だったのですが、

挑戦しても藪蛇が多いですわ。そのせいで今日

巧みなスパムSMSが来たみたいです。他は進展ありません。


でも本日ちょっと巻き起こした問題は、日通マンとの

ドイツにいる間に支払い済ませた方がいい、という話から

「電話局と解約した後のデジタル機器で払えるのか」

という迷路に迷い込みました。

彼はびっくりしたようにやや黙っていましたが、

WiFiのある場所で通信できます、と言うのです。

それで思い当たったのは、5年前移住してきた時、ホテルでなんとなく

マックを使っていたこと。言葉を聞いて知っていてもつながりがわからないので、

夫がそれでいいと言う態度だったこともあり、かえって不審にも思わず

呑気に数日使用していたことを。

そしてもう一つ思い出した、その前まだ日本での最後の日々、

日通に急いで支払わなくてはならず、セブンのATMで、初めてのデビットカードで80万円も支払いに成功して鼻高々だったものです。


さて

肝心の「いいこと、思いついた!」について

また夢のような繰り返しになりますが:

真正物質界(いわゆる極楽、実相界)から反射する光の織りなす

脳組織に似た意識体、その幻像する世界の住人である我々幻像人類、

その意識がみんなで見ているつもりの宇宙と自然、それがまあ

この世の構造だと言うのが、あたしの捏ね上げたところですよね、


ただその全てが空無であり我々の幻想、幻像であるのですが、

ただ非在であるこの世界はあくまでも本来の「聖霊」の場であるので、ここ、我々の見るここにも真善美はあるとわかった、としばらく前、思ったのですが、


昨夜、ひょっと窓外を見たら、

満月がほっこりと優しい佇まいでのぞいていてくれて、

向こうから見ててくれたんだと嬉しかったのですが、

そんな感じで向こうからふと訪れてくれたアイデア:


聖霊のみならず、この場には極楽(聖霊の具体化)も混ざっているじゃないか、

我々の幻像の方が無きものなのだから、ちゃんと見分けていこうよなあ、

あたしよ、錐子文殊菩薩様。

大切な尊いものもすぐそこここにある、極楽もある、死は全く恐れることない、

全てよし、全てあるがままで最善と言おう、

完全には受け入れられなくてもできるだけその意味で生きる毎日に

しようぜい、錐子さん。


神さん、明日も色々いただいてありがとうございます。

この上は、お願いします、

なお苦悩する意識体に奇跡の笑いを注いてください、

ほら、ここです、あそこにも!

(そういえば、神にはこの我々は居ないのであって見えていない?だから神に指図しようなんて、人類もいる、、イエスも? これも一考)




例えば話、長すぎ

20240203


いつもエラーや勘違い、不能感で出発するあたしも、

ここに至り、流石に肩の荷が降りたのがわかった。

帰国問題駅の1番線から4番線まで、各列車が

5月下旬までにそれぞれの速度で進行して、目的地に

到着できるだろうと思えてきたのである。


自力でできることは限られていて、他力に頼らざるを得ない状況は続くけれどネ


例えば昨日、2月1日

よし、せめてこの一部屋をサッパリさせよう、とばかり

書類漁りも不必要になったので かなりの紙類、プラスチック類を

道路沿いの4種のゴミ桶?に捨てに出た。

ひょっと見ると隣人のモハメッド(以前は名目上の間借り人 24歳)が

ウロウロしていた。

2週間ほど前、庭ですれ違った時、

彼の姉のヌール(以前は曲がり人代理30歳)と二人して

「婆ちゃん、引越しの手伝いなんでもするから言ってよ」と

仮の祖母・孫関係を続けて言ってくれた。とは言え、

シリアからの難民としてまずドイツ語の試験を受け、何かの職業訓練を受けて、

それぞれ看護師とホテル従業員見習いとして薄給酷使状態なのであるゆえに、

あたしまでも彼らを搾取するというのも何なのだけれど、

「うんうん、ありがとう」とそれでも心強く感じたのだった。


そこで、何しろ目の前に忽然と立っているので、早速彼を捕まえて祖母らしく、

「あのさ、マットレスは太極拳の先生に手伝ってもらって下におろしたのだけど、

ベッドの木枠が重たすぎてね」

「いいよ、今日は休みだし」

「でもヌールの力も必要だと思う。彼女が帰ったら、夜にまたドアを叩くから、いい?」「いいよ」とモハメッドの返事はいつもいいお返事。


実はこのまま、麻雀の練習に出かける予定だった。ラファエラが

新しい習い事に夢中になっているので、付き合い、というか、

人と接する機会なので相手をしている。

やたらと決まり事が多いゲームだ。それをドイツ語で読むともう

理解力が全く追いつかない。

ごく近くの日系トルコ人のカフェで冷凍のアップルバイ目当てで参加する。

話が済んでモハメッドと別れ、向こうを見ると、何とヌールが帰ってくる。

年寄り相手の病院勤務から。頭には勿論布を巻いて。

早速、ここでも話をつけて、その後もうまく事が進んで、

2階から下へのベッド運びは完了となった。


が、ここで2番線列車を少し進ませる算段となる。つまり荷物の処分問題。

日本へ運ぶための日通関係も話が進んでいるが、ここに残る物に

ついてはやっとリスト化できた所だった。ここでもあたしにはもう、

5年前のスムーズさが全くない、喜寿という年齢をすぎると酷いものだ。


そもそもこの住居は半家具付きだった、長期・保養地・滞在客を

念頭に置いたものだったのだろう、それはしばらくして情勢が

判ったのだったが、食洗機、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機付き、ソファも。


欠けているキッチンテーブルセットと掃除機を大家のビルギットと

買いに行った時、「お宅が引越す時には買い取ってもいいわよ」

と言うので、ちょっと混乱した。

この二つと、本当の処分対象となっている物たち、つまり

全てのその他の電気製品、残りの古い大きな家具(他のほとんどはヌールがただ同然で持って出た)、それにベッド、これは日本に持って帰ろうかと日通の計算に入れてあったのだが、急に気が変わってやはり止めようと思った所だった。


そこで計画としては、このリストをまずビルギットに全てを見せて、

彼女の見解を尋ねる。第2弾はウクライナ人家族、第3弾は

シリア人家族、第4弾はヤンたちがネットで売るなりするかもしれない、

後まだ残れば市役所の粗大ゴミか古物商に頼むか、持ち込む。

最後の最後は日通が持って行ってくれる。


ところが、これを好機とシリア人姉弟に尋ねてみると、幸いにも?

ベッド、扇風機、プリンタ、掃除機が必要だと宣わった。体重計も欲しいと。

これはあたしとしては持って帰るつもりだった!

連中は、対価を払うということを全く考えない。そのふりもしない。

彼らの母親がもう引っ越してしまったので、シリア料理ももらわなく

なっている。何しろ難民なので。

まああたしにはお金をもらうより、あっさり持っていってもらうことが

大事で簡単なのだ。隣なのでこれ以上のあっさりさはない。


以上、長い例えば話になってしまった。



出来事を何とかおかしさの次元に押し込んだり、

無理矢理ポジティヴに解釈したりして、勿論神さんに(お賽銭もあげずに)

まことに、よろしくとのみお願いして、

押し寄せる気分の低気圧をいなしてきたあたしには、

さて1月22日から問題号列車たちのブレーキが外れた感じとなり、

蒸気機関かディーゼルか、電気か、超伝導かは知らねども、

エンジンの唸る音が聞こえてきたこの心の開放感は、まさにお祝いでもしたいほどだった。

それで高橋夫人に無理を言って老舗の甘味処「街角」で、ふわふわのケーキを一つ贅沢した。珍しい。彼女はお腹いっぱいだったので紅茶のみ。


さあ、それで、

22日、26日、29日に起こった日独の法の網の目かいくぐり成功三連発(財務局、外国人局、領事館)に付随して、7時間ほど眠れるようになったので、

あたしも単純細胞だわねーと目を丸くしている。


さらなる、プラスの兆候集めに勤しもうとばかり、、、

*まずは良きハプニング集め

24日 満月さんとお目見え 25日 航空券ゲット 日通開通 

26日 ラファエラ主導の素人音楽家演奏にオカリナで飛び入り 満月と金星?その輝き 

28日 邦訳の効率化というか、まずディクテーションみたくいきなり機械筆記させる方式とする、面白い。

31日 銀行口座閉鎖 二件とも口約束成る。前述したように、シリア人姉弟より協力を得る


*お告げ、思いつき、アイデア

25日 神さんの自慰行為(=実相体生成、従って幻像体も)これは酷い言い方です、でも愛の発露、結晶として。但し我々は何しろ空無なのでそこそこでしょうか。 近似の思想家を発見 

27日 「カオスと自己組織化」邦訳試みとSNSの堀田教授「観察問題」がすでにシンクロしていたこと

28日 冬の間ご無沙汰の窓辺の虹のダンス、昼間に反射光から

七色を見せてくれた。寝る前には、今日1日のお礼、明日の与祝、それに夢で極楽を見せてほしい、人間意識の平安に寄与する所存ですからと神さんと取引したり。

夜中

我々の意識は感覚器官が受け取った外界に対して形成されるのだ、

自分の中だけの思いの意識もあるがそれはそれまでの経験と堆積したものの自縄自縛かなあ。

ということは感覚機関が認識する外界はすでに存在している、

我々の幻像ではなく実相界で反射しそれを反映した姿である

それを感覚器官が受け取って幻像として認識するわけだけどその受け取り方に歪みや変更やフィルターがかかってくる なんてこれは非常に新しいアイデア一考を要する


29日 ドイツ鉄道のスト明けに、早速フランクフルトまで。

帰りが案の定無理な状況で1時間以上ウロウロするが、案内センターで

待っている間に事情がふとわかってきて、正しい列車をこちらから提案、

すると間も無くの出発であったので、得意になって

全てがポジティヴ体験となった。

2月1日 突然言葉が概念が浮かんだ:ネガティヴ体験なくてはポジティヴが相対的にわからないだろう、という意見に反対、感覚ではなく洞察を働かせるべきだ。


*これからの日常

27日 勇気みたいな感情としっかり立派に上手に暮らそうという決意を得た。 

本格的な引越し作業は4月から動くだろうから、

それまでの時間を心してすごそう、せめてまず、現在の生活をすっきりと

できるだけ美化すること。そんな珍しい心地に自ら驚くのだが。

28日 以前ラファエラにもらったテニスボール二個、背中や首のコリ解消にいいとわかる寝しなに。

30日 あたしにはこの1月はやたらと長かった。例年誰にとっても

超高速の月だったが。それでさて、

安堵感、暇あり、何をしよう2月、3月(如月 弥生)となる。

好機があれば旅行もいい、自然と人間の成したことへの好奇心は十分にある。

しかし重大なのはあたしの仕事だ。自分に課したもの、神さんとの協働作業、人類の苦意識の軽減、たとえ何ほどのことはできなくても、あたしがそう意思するのが重要である。

そんなことできたら凄すぎる、空無なあたしに何ができよう、それは承知している、

しかし神さん(摂理)やいろんな菩薩があるので奇跡は起こせる、

本来の意味での奇跡しかそれを達し得ないだろう。

尤も奇跡も摂理に組み込まれている。

望むらくは、仲間がいてほしい、いや一人でもやるほかない、どうせ不可知のことに挑戦するのだから、何か具体的なことができるわけでもない、わからないままに、発願する、人類の苦意識の軽減を不可知のものに提案する。それはいわゆる鬼っ子であり、しかしどこか神の子でもあり、幻像体である我々の空無的存在ながらもの価値と誇りとなるはずだ。(大風呂敷) 


数日来あたしの見るSNSで急にいわゆる陰謀論が跋扈してきた、

ますますキナ臭い方向へ進んでいく気配だ。

この理由はやはりこの幻像界の不平等感にある。現に富の偏りはある。富が十分にあればいいのかな。

31日 ウワサ話:健康情報に適当に振り回されよう 

2月1日 ウワサ話:水素発電可能?世界をchatGPTと共に変える


夜10時のこと。

夜8時に小さな夜空に満天の星があったことを思い出した、

まるで飛行機の2万メートル上空から直に宇宙を見た時のようだったなあと。

突然、

耳をつんざくような轟音が夜のしじまの中に現れ、家々を満たした、

豪雨かとも思ったが、さっきの晴れからそこまで急変するはずもなかろうと、

ハッとしてやはり玄関を開けてみた。

空気はかなり冷たかった、そうか、ヘリコプター、1箇所から動かない、

岩山の上空に留まっている、ということは自殺通報だ。


難民だろうか、とすぐに思ったのは、日本でも予想外の難民迷惑が感じられているらしいからだ。難民も逃れてきて仕方なく住むうちには、この美しい先進国ゆえに、愛着も湧くだろう、物好きでやってきた、好奇心人間の私の場合とは異なるけれど。

けれど勿論心に傷を負った人間がホームレスとなり絶望して、迷惑もかけざるを得なかった挙句孤独に陥る。救助にあたる人も寒かろう、危険だろう。

そうだ、神さん、ジャない、錐子文殊菩薩様。どうかしましょうよ、

あなたに通報します、あなたと共感して協働しましょう。

これが今や、自分の仕事が終わったあたしとその仲間の仕事です。

一人でも二人でも心を寄せ合いましょう。

このグループを菩薩さんへの奇跡呼びかけ人会として空無の中に設立します。

いとをかし なれども。




とんでもない地獄 と、

20240209


いやはや、今朝はトンダ地獄を見た。例の如く、

窓の外の 高さ2百メートルの岩山と曇り空を見上げつつ、

啄木「砂山」のメロディに岩山と当てて、自然を神格化したがる大和魂で、

神さんとシンガーソングライターしていたら、

本来聖霊の光に満ちてもいるはずのこの場(幻像界)が我々には

どんな風に見えているか、を表現するというテーマになっていった。


確かに自然は偉大で美しく(意味なく大荒れする以外には)

生命には偉大な叡智が詰まっている(人間の変な振る舞い以外には)、

重要なのは、産めよ殖せよの巧みな誘惑システム、のように見えますが、


しかしながら、満足・幸せ・最高と感じる人は極々少数、彼らすらすぐに

気づく、決して満たされない、不運・不条理・不平等に満ちているから!と。

そんな不満も絶えない。だってこれが現実だから、と。

そもそもこれらに耐えた後、恐怖して死ぬのみだから、と。

こう見えるこの世。

細かいことはあげつらわないでおいても、ここが絶望の牢獄、

まさに地獄であるってことが、明らかな結論だ。

何かに気を紛らわせてもセックスが楽しくても一時の慰め。


こんな世界に生きてますが、そう見えますが、さて、

ここで、あたしゃちょっと参りそうになりました、あまりの酷さに。

囚われ人としての現実がリアルで血の気が失せました。

こんな目に遭わされるほどひどい罪を犯すことは不可能だ、罰がひどすぎる。


実証的科学が発達未満の時代の人間は、この桎梏に苛まれながら

短い一生を過ごしたのだろう:

ラッキー! 

我々には、科学がある。

科学がこの自然(人間の体も含め)の驚嘆すべき仕組みとシステムを

確かなものとして、解明してきたから、あたしは

しっかりした靴を履いて歩いていける。


自然に秘された叡智の偉大さ、為されることの不可知にして強固なシステムを

知れば、

それらがこの生の形態をかろうじてあり得ない繊細さで保っている

ことに驚嘆の念が湧く。それは

「誰だ、そこに何者がいる?!」こんな風にも見える。


我々は牢獄と思った窓から、外を仰ぎ見る、これを追求せずにはおかないと。

幻像人類なりに、ふさわしい意思と希望と馬鹿力がある、

絶望が酷いからこそ脱出への念願も強いし まさに必死の行為なのだ。


ここからは、もう妄想を逞しくして自分を力づける方法を探すしかない、

科学の紡いできた「物理、自然の仕組み」が基礎となる。


例えそれが、まだ残念ながらバッチリ真正であるとは言えないとしても、

どこかミクロの世界に不思議がありすぎるとはしても!


限られた物の理の知識と情報を元に、

あたしだって形而上学に参戦することにしたのだわ。

神秘主義とかスピとか言わせない。超心理学と称することはどうだろう、今はわからない。従来の記号論をも超えてしまう。

真正の世界の仕組み、在りて在るもの、全にして一なるもの、

全てを動かしている機構と論理とシステムを、

いわゆる科学的思考のみに限定しない、未承認の智慧、

意識ではなく存在の奥から湧き出てくる思念を当てにして。



さて大風呂敷を広げてみたが、

ここからは、最近のシンクロ集、かな。かなりラッシュ。


*2月5日の寝しなに、実相界(=幻像人類にとっては死後の極楽=幻像体でない真正物質体=本質実在の意識体)(クォークと反クォークの消滅生成と同時に光産出の際に 物質のみが少量居残った部分)に、光が照射、反射する様を思い描いたら、


そう言えば、ダイヤモンドだったら当たる光が全て反射し

それらが混ざると透明に見える(なる)わけだ、と思われ、

そうするとやはり実相体はダイヤだと確信できた。ダイヤから成る星もある

今までは 金かな(何しろ中性子爆発でやっとできた完璧の石なので)と

仮定していた、あたしとしては。金が好きなので、ダイヤも好きだけどね。

そこへ、

2月6日、ぼんやりSNSを見ていたら、狭い場所で光を反射させ続けるというシミュレーションあり、3000本のレーザーを照射し観察していると、最後にはカラフルな紋様が限りなく生じていた。

光は見えるのだな、しかしダイヤの姿は透明だ、実相体を我々は見ても見えない、

ただ妄想の中で菩薩の姿にして拝みやすくしているけどね。こんな感じかな。

しっかり区別しておかないと。つい混同するから。


*2月5日、古新聞紙が必要になって、部屋の隅を探すと新聞の下にプリンタで印刷した紙が数枚あった。自分の備忘録の古い物らしい、最近は覚えがないけど、印刷なんていつ、なんのために?

捨てるかメモ用紙にと取り出した。9月28日だって、一体何年の?

2月6日に読んでみると、ハイハイ、昔のじゃないねー、最新の内容だ、

10月8日だって? おー忘れもしない、「実相体で生きる」と言葉にできた日だ、ということは去年の末、旅行前。

でもなぜ印刷した? こんな風にここだけ取りだして印刷するのは不可能なはずだよ??

これは、2月3日の「助っ人としての祈りで生きる」覚悟と合い通ずるものだ。

わけわからないけど、よかった。


*2月4日、ここ数日、綺麗好きだった母の真似でもしようと、こまめに水仕事、水洗いなど、また棒術練習もしたら、乾燥のため指にいわゆる

サカむけができて結構折々に痛い。

確かバンドエイド残しておいたはずと思うが無し。

夜になり、茶碗洗って机に向かおうとすると、

椅子の足が一枚のバンドエイドを踏んでいた。どこから出てきたやら。

だいぶ古くさい。中身はあるので、どもども、お心遣いいただきまして、と

人差し指に巻きつけた。

我がスマホでは、まだホームボタンを人差し指で押すのだが、もちろん面倒なことになってしまった。諦めてMacで指紋を使う、ここでは中指をつかうからだ。

押したところ、いてっとなった。あらま! サカむけしたのは中指だったのね、

と人さし指から外して新たに巻きつける。全く、在り得ないわ。


*2月3日、突然気づいた、誰からも便りがない! 

突然孤独におそわれ友人たちを失ったと感じて愕然としてした。これも地獄。

しかし、瞬時に、目が覚めた。

みんなを助けるのは今のあたしだ。各々が難関にぶつかっている。

昨日決めた、苦意識の軽減を菩薩たちに喚起する役割を自ら立ち上げたのだ。

奇跡の要請である。


「我は空無・非在の者なれど 光満ちたる場であれば 光ばら撒く燦然たる

ダイアモンド界に対す、文殊菩薩、そこに居ならびおわせば呼びかけむ

苦の意識を除きたまえ、その指一本にて」


もう一度、夕6時のこと。かく決意湧く 

「みんなを助けようとせずにどうする、今こそ。信念と意思もて!」


*2月4日、上記と似たような瞬時の変化。

あれこれの理由から末っ子のKGとコンタクト、

変わらずで暮らしているらしく感じたが、

必ずしもいいことではない。

つまり孫の学校システム不適応症が固定しているということである。

KGはだいぶ絶望している。あたしの世界も薄暗くなった。

寝しなに、ますます暗くなって絶望が移ってきた。

彼の絶望に共感しそうになり、辛い一瞬に遭遇した。地獄!


しかし即、力強い足蹴りで水面に浮かび上がった。

すべては良し、という原則に則った良きことどもがさーっと

脳裏に流れた。彼にかける言葉がわかったのだ。

突然絶望から希望、笑顔になった。すごい変化だ。

本日から始まった使命また。あんまりわからないけど。

「学校システム改変プラスChatGPT的知識変革。全く新しい世界への使命的任務」


夜になり、改めて神さんの摂理の配慮の周到さに気づく:

孫と誕生日が同じで、学校苦手なヤン、教師だった高橋夫人、その息子。

とは言え、

神さんと菩薩方に、関与してもらう時、あたしの摂理との関係態度が重要だ。


生まれた以上は死ぬまで、できるだけ満足して楽しく生きる決意をしよう、

などと無闇な元気がどこからか。

2月6日、元気のついでに「天才異才教室」を作る!などというところまで一人盛り上がりしましたよ、

そしたら、本当にあるんですね、東大の先生とか、ベネッセとか、NPO「異端は先端」 横浜あはでは など


しかしまあ死ぬまで忙しそうです、苦し紛れのジタバタですが、悪しからず。





失語リストが作れるか?

20240222


今日は2024年令和6年 2月21日水曜日

数日前、やっとヤン&ゆりかが来てくれた。

孫を迎えるおばあちゃんよろしく、ノッポのヤン、錐子オババより

数センチ背の高いゆりかとハグする。二人とも背中が痩せている。


懸案:

ドイツの建物の窓に 厚地のカーテンを取り付けるのはちょっと

難儀で、6年以上もできないままで、このまま終わるわけだが、

最近錐子オババに 両面テープで布を貼り付けるというアイデアが浮かんていた。

布は昔 姑からもらったものがあるし、両面テープは高橋夫人と

買うことができた。ただ、計画を実行するには数センチ

腕の長さが足りなかった。

窓の外側には金具のシャッターが付いていて、風雨や寒さを防ぐのだが、

それが壊れかかっている。せめて窓を開ける季節に、

特に夜に、灯りを求めて虫や蜘蛛が侵入してくるのをできるだけ

阻止できないものかと思ったのである。


計画通りに、二人は布を窓全面に垂らしてくれた。それから錐子オババは

6年間なぜか部屋の隅に立っていた木の棒を取り出した。

その片方の端で、布を掬い取り、

徐々に上まで引っ掛けて行く、窓の上部まで来るとそこに押しつけ、

やや斜めに下の端っこを そこにあった足置き台の上に置く、

それで固定されたのである。

布は中間点から両方向に、結構立派に円形を作っていた。


朝夕にそれを繰り返し、満足して数日過ごした。

一方徐々に、机の足元を掃除したくなってきていた。しかし今する、

という理由がなく延び延びになっているのだったが、

一昨日2月19日月曜日、

カーテン操作中に、30センチ物差しに腕が触れて、それが立っていた

筆記用具入れのカゴが 派手にひっくり返ってしまった。 

何十年ものの筆など 混ざった雑多な場所、これをどうしようとため息もので

よく眺めていたところ、

自分から墜落してくれた。これを良きことと思わずしてなんとしよう、

錐子オババはニヤニヤしながら喜んで 掃除の準備にかかったのであった。


ただし、その結果は、鉛筆類は机上に集まったものの、まだまだ

散らばったままである。錐子さん、率先して行動できないらしい。

自分を強いない、呑気者ではあるようだ。

しかし

率先して錐子オババが始めようとしていることはある。

特に2月から、のように見えるのだが、脳・神経・細胞・軸索・内の電磁気が

頓に行き先を見失うようになってしまった。

何しろ2011年来の睡眠不足生活である。

やれやれ苦労が減ってきた、と思う時に脳も弛緩してしまうらしい。

エピソード記憶はあるのだが、一つ一つの単語が何語であろうと消えてしまう。

探している概念はわかっている、

物であればその外見も浮かんでいる、なんとなく音も近くにある、

そしていつか思い出すし、次の機会には問題なし。

ただ苦手は残る。そこでいいアイデアが浮かび、思わずそうだ!と

小さく叫んだのであった。失語リストを作り溜めておこう!


まもなく使い終わる黒の大判帳面の最後にそのページを確保。

食べ物、医療、生活、エトセトラ。。 さあ制作だ。


「昨日苦労したのは、・・・あれ?  いつも忘れる緑の野菜、・・・・あれ?  もがけばもがくほど、・・蟻地獄、だけどこれじゃなくて・・えと?

そうそう、ブロッコリ、出てきた! んーとんーと、か、か、カウンセリング! いやこれじゃない別の言葉を昨日は使った、もう消えたか!

難しいな、忘れた言葉のリストを作る、とは・・・自己矛盾、自家撞着? なんか違う。

他には、セロリ、うまく出てきた! 白いブロッコリーはカリフラワー、珍しく出てきた! ドイツ語では・・・」


そう、このリスト作りは難題であることがわかった。が、錐子オババには必要だろう。


********

(さて、あたしの備忘録と行きますか。ミニマリストとしての、引越し前提のこのおよそ十日間の生活で、さらにわかったこと:


*うちでは空が小さくて 月星にお目にかかれないでいたところ、

ゴミ出しにでたとき 頭の上にぽっこり半月があったし、

夕べはキッチンの窓から 十三夜月がのぞいてくれていた、朧月だった。

昼間は朧太陽だったが。最も楽しみなことは まもなくの満月から、

新しい美しい帳面を使い始める予定なこと。できれば字を美しく書きたいものです。


*驚いたことに、学校システム異端生ってざらに存在する? 

少なくともあたしの周囲ではなんだか当たり前に。

そしてアインシュタインもそうだったらしいけど、それなりに深い人物になって行くような、そんな感じです。

なので、せめて自分ができることとして、孫にとって

明るい面白いおばあちゃんでいようと決心できたのは、

自分にも希望となったようです。

本来人の幸せを願うって祈りから始まる、なら、どんな発願か? ですが

この世がどんなものに見えようと、真善美の意図と仕組みがあり、

我々だって実は極楽に生きている「神の子」であると、

そんなシステムとして信仰する、それで笑って過ごす、全て最高とみなしてねえ。

ネガティヴなことは空無です、あると思わないで!

できるかな??!! キチガイ沙汰だけど。


*今後の首の突っ込み方として、

1客観的情報としての比較宗教学という学問もあるだろう、色々な深さでの整理が必要だ。さらに、

2神学を科学と睨みあわせるとか、神学を心理学にくり入れる企て。さらに、

たまたま読んだのだけど、メキシコ由来とかいう、

3神を許せるか、自分を許し癒すために、というアイデア、

これには多分、内なる神との議論が必要だけどね。「コンコン、あなた存在してますか?」)


日が沈んで、空腹となって、錐子オババはキッチンに上がって行った。

何を食べるのか、またこんにゃくらしい。しかし醤油がないという話だったのだけど?

とりあえずドイツの田舎のスーパーにこんにゃくが出現したのは、かなり異なこと。かなり固いという話ではあるが。






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