第4話 ?

進んで来て階段を降りた時、目の前に扉があった。


これはいわゆるボス部屋というものだろう。

ここまで余裕だったので行けるだろう


ちなみにレベルは今18程だ。ここに来るまでにオークやウルフ、ゴブリンマジシャンなど見つけたら倒す方針で進んできたのでかなり上がった。


ボス部屋にはゴブリンキングだろう王冠をつけたゴブリンと剣を持ったゴブリンナイト3体盾を持ったゴブリンタンク2体、ゴブリンマジシャン1体にホブゴブリン5体の計12体


俺が近づくにとゴブリンタンク、ナイト、ホブゴブリンが前に出てきて少し奥の高い位置にキング、少し高い位置にマジシャンだ。

多対1の戦闘のために開発した魔法をお見せしよう!

「レインライトニング!」

この魔法は雨のように大量に落雷を起こす魔法だ。


ドガガガン!


凄まじい雷鳴がなり収まるとそこにゴブリンどもはおらず宝箱があった


「なんだこれは?」


罠かと疑うが多分大丈夫なのだろうと不思議と分かるので開けて見るとそこには瓶に入った液体が入っていた。これも調べることができるのだろうか?そう思うと目の前に出てきた。なんともありがたい世界だと思い読んでいく


ポーション(低級)

切り傷などの軽傷なら治すことが出来る


なるほど、これは万が一の時とはいかないが普通に怪我をした時に使えるので取っておきたい。


闇魔法なので影収納のようにできるだろうか、それか影魔法なのだろうか、


イメージしてポーションが沈むように収納されるイメージをして影にポーションを置く。


発動したのかポーションがあった場所を確認するとポーションが無くなっていたので影から浮いてくるようにポーションを出すイメージで発動するとポーションが出てきたので無事成功したようだ。これで荷物を持たなくていいのでできてよかった。


さあ、進もう


そこから順調に進み15階層。やはりレベルが高くなればなるほど上がりにくくなるようだ。

そして待ちに待った、

進化!!


名前:なし 魔準男爵 Lv30 (進化可能)

体力:450/450 魔力500/500スキル:真爪術 魔力隠蔽 闇魔法 雷魔法 貫手


ユニーク:貴族圧(準男爵級) 魔眼 魔力鎧


称号:異界の魂 ユニーク個体


いつの間にか魔力が体力を超えてしまったが魔法は便利なのでむしろありがたいと思っている。

今はそんなことより進化先表示!


・魔伯爵(ユニーク)


・天魔鬼(ユニーク)


・堕天使(ユニーク)


ん?準男爵から一気に伯爵まで上がれるようだ。

進化先も全てユニークのようだし詳細を確認してから決めよう。


魔伯爵

子爵の上位種。力、魔力、防御、スピード全てにおいて高い水準になる。特殊な力と進化先がある。


天魔鬼

闇魔法と光魔法を巧みに操る。力が強く全ての魔物の中でも上位のパワーをほこっている。

特殊な力と進化先がある。


堕天使

闇に落ちたが光の力を取り戻した者。2対3の翼を持つ。2枚の白い翼と3枚の悪魔の翼を持つ。

特殊な力と進化先がある。


前の天魔と堕天の進化系が天魔鬼と堕天使なのだろう。しかしなぜいきなり伯爵まで上がれるのか分からないが強くなれるなら嬉しい


このまま上位種に進化するかそれとも他の2体に進化してみるか悩む。仮に天魔鬼や堕天使に進化したとしてユニークスキルが残っているのか、進化先に魔伯爵が出てくれるのか分からないのが悩むところなのだ。悩まず選ぶとしたら天魔鬼だな。


かなり気になるというか鬼のイメージがかっこいいというのもある。堕天使は翼があってかっこいいいいと思うのだがやはり鬼!角があったらかっこよくないだろうか?俺はかっこいいと思う。


さて悩むがやはりロマンもとい俺の希望!

いざ!

俺の体が光り出す


光が収まり手や体を確認してみるが何故か縮んでいる気がする。前は進化するたびに大きくなり身長はおよそ150cm程あったのだか今はどう考えても100cmつまり1mしかない気がするのだが。


とりあえずステータス確認




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