第126話

コンビニ向かうため、

一旦コインランドリーを離れる。


とにかく君との接点が欲しかったため

苦肉の策で細かいお金がないという設定にしたが

こんなにあっさり上手くいくなんて。


ちょっと危なくないか?

ガードが緩すぎる君のことが少し心配になる。


しっかり者に見えて、実は危なっかしい。

そういうところも可愛いけど。

僕としては、もう少し危機感を持ってほしい。


まぁ、僕の前だから許すとして。

他の男には絶対に知られたくない一面だ。


初めからこんなに過保護に思うなんて

僕はもうすでに重症だ。

この先が思いやられるな。

そんなことを考えながら、買い出しをする。


・・・


それにしても、直接自分の目で君の姿を確認し、

とてつもなく安心した。


君が存在していることが、どんなに嬉しいか。

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