Day 3.
第25話
「 早いね。もう来てたんだ。 」
『 うん。今日はちょっと早く着いた。 』
「 そっか。 」
そう言いながら、私は洗濯物を入れた。
「 ごめん、コンビニに行ってくる。
ビール買ってくるね。ちょっと待ってて。 」
『 ユウミ。今日は買っておいた。
これでいい?いつもユウミが飲んでるやつ。
乾杯しよう。 』
「 いいの?フリーターなのに大丈夫? 」
そう言ったら、リョウジはクスクス笑った。
『 さすがに言い方がストレートすぎない?
それに、缶ビールで破産する28歳なんて
さすがにいないでしょ。 』
まぁ、そうか。
「 じゃあ、お言葉に甘えて。いただきます。
今日もお疲れ様。来てくれて嬉しい。 」
『 僕もユウミに会えて嬉しいよ。乾杯。 』
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