2024年10月11日 21:36 編集済
あなたの違和感教えてください。への応援コメント
はじめまして。現役高校生です。 これを読んでムーゴットさんの作品をいくつか読ませていただきました。若輩者ですがせっかくなので思ったことを言わせてもらおうと思います。(※けっこう長くなります) まず、令和であれバブル期であれ若者の心の本質は変わっていないのではないか。 ムーゴットさんの小説の登場人物の行動や発言への「経緯」=「心情」に、読んだ限り私から見て不自然に感じる点は見当たりませんでした。 幼馴染みから異性へ、ただのクラスメイトから初恋の相手へ……。(私自身には経験はありませんが💦) ただ、セリフ回しや文章の読みやすさには違和感を感じる部分が多々あり。『浅野くんと斉藤さんの恋』のセリフを例に取ると、「前に浅野くんが話してた自転車、これなのね。速そうね。」 ――今どき「ね」を連発する高校生はいないかなあ。 私が斉藤さんの立場なら、「ああ前に浅野くんが話してた自転車、これかあ! 速そうだね!」 とか言うと思いますが、斉藤さんと私とは別の人間なので参考にはならないかも。 別のセリフを挙げますと、「確かに。でも、ちょっと慣れて乗り方がわかってくると、もっと速く、しかも楽に遠くまで行けるようになるよ。それがスポーツ自転車のすごいところ。」 ……なんというか、少し説明臭いと言いますか、丁寧すぎて止まっていると言いますか……。 同年代で普通に話すとき、こんなに丁寧には区切らない。 また(別のセリフの話にはなりますが)普段の会話では「~している」は「~してる」と略してしまうのが〝普通〟ですし。 それからこれは個人的な好みかもしれませんが、セリフ・地の文ともに「、」で改行してさらに一行空けたりするのは少し読みづらいです……。 映像で見えてそれを文字に起こす作業だというお話がありました。 ムーゴットさんの中で聞こえている声がそっくりそのまま読者に聞こえてくるということはたぶんありません。 上の浅野くんのセリフだってムーゴットさんの中ではちゃんと生きたセリフに聞こえていらっしゃるのかもしれませんが、文字を介するとその勢いは幾分か削がれてしまいます。 そのことを念頭に入れてみると、もっと「生きた」世界になるかなあ、と。 長くなりました💦 最後に。 私は令和の高校生として、むしろ〝バブル期〟や〝昭和〟といった時期の若者に興味があります。 令和の高校生による令和の高校生の恋愛小説が足の踏み場もないほど転がっているここで、一味違ったものを読んでみたい。 過去の若者がどんなものだったのか興味がある。 ……もちろん何を書くかはムーゴットさんの自由なので無理強いはしませんが、そういうのも書いてみたらどうかな、書いてほしいな、という提案&リクエストです。以上が私の意見・評価です。うるさいし長すぎるし浅はかな考えかもしれませんが、少しでもお役に立てると幸いです。応援してます!追記おじさんがJKの恋バナを書いていてもキショいとかは思いません。長い年月を生きてきたからこそわかること・見えるものもあるのでしょうから、おじさんとか気にせずに書いてください。
作者からの返信
こゆ さん、まずは応援コメントありがとうございます。孫でもおかしくない年齢の方からの真摯なコメント、ほんと、うれしいですね。若者の心の本質は変わらない、っていう思いは、まさに原点で、私が当時感じた、キュンキュン!ドキドキ!を今の人たちにも伝えたく、読み手にとってのわかりやすさをとるならば、と、令和の時代設定としています。いつかゴリゴリの昭和物語も出したいとは思っていますが。今のシリーズをまずは完結したいと。このシリーズ、全てに共通の登場人物がいて、ストーリーも、過去、未来、そして並行世界と、全て関連したものとして、進行中です。昭和物語は、彼ら彼女らの親たちに活躍してもらいましょうか。なぜか、こういう繋がりを持たせるのが好き、という変な嗜好があります。そこで、ご指摘の『浅野くんと斉藤さんの恋』は、ズバリ私の迷いを見透かされてしまいました。当初、この二人は、モブキャラの予定でしたが、本編「水族館デート、、、」でのエピソードを裏付ける話が書きたくなり、急遽でっち上げた話でした。ただ、書き上げてみると、思いの外、自分にはハマって、自ら読み返してウルウルしているのは、「セルフマーケティング」で書いた通りなのですが。実は、斉藤さんは、明確なモデルがいないまま、つまりキャラクターの設定が曖昧なまま、勢いで書き上げてしまいました。語尾の使い分けなど、締まりがないのは、ご指摘の通りです。浅はかでした。自転車の魅力を語る、浅野くんのセリフも、かなり迷いました。第一稿は、もっとヤバかったです。長くて、口説くて。自転車大好きなので、私自身が語ると、さらに長くなりかねない。断腸の思いで、大きくカットしたつもりでしたが、まだまだ足りない、のご意見、ありがたく拝聴します。「している」と「してる」の使い分けも、それで登場人物の個性を出そうという狙いもありますが、徹底が中途半端で、効果が出ていないようです。おっさんが書いても良いんだぁ!と勇気をもらいました。今後も何か気付きがありましたら、ぜひお聞かせください。応援ありがとうございます。
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あなたの違和感教えてください。への応援コメント
はじめまして。現役高校生です。
これを読んでムーゴットさんの作品をいくつか読ませていただきました。若輩者ですがせっかくなので思ったことを言わせてもらおうと思います。
(※けっこう長くなります)
まず、令和であれバブル期であれ若者の心の本質は変わっていないのではないか。
ムーゴットさんの小説の登場人物の行動や発言への「経緯」=「心情」に、読んだ限り私から見て不自然に感じる点は見当たりませんでした。
幼馴染みから異性へ、ただのクラスメイトから初恋の相手へ……。(私自身には経験はありませんが💦)
ただ、セリフ回しや文章の読みやすさには違和感を感じる部分が多々あり。
『浅野くんと斉藤さんの恋』のセリフを例に取ると、
「前に浅野くんが話してた自転車、これなのね。速そうね。」
――今どき「ね」を連発する高校生はいないかなあ。
私が斉藤さんの立場なら、
「ああ前に浅野くんが話してた自転車、これかあ! 速そうだね!」
とか言うと思いますが、斉藤さんと私とは別の人間なので参考にはならないかも。
別のセリフを挙げますと、
「確かに。でも、ちょっと慣れて乗り方がわかってくると、
もっと速く、しかも楽に遠くまで行けるようになるよ。
それがスポーツ自転車のすごいところ。」
……なんというか、少し説明臭いと言いますか、丁寧すぎて止まっていると言いますか……。
同年代で普通に話すとき、こんなに丁寧には区切らない。
また(別のセリフの話にはなりますが)普段の会話では「~している」は「~してる」と略してしまうのが〝普通〟ですし。
それからこれは個人的な好みかもしれませんが、セリフ・地の文ともに「、」で改行してさらに一行空けたりするのは少し読みづらいです……。
映像で見えてそれを文字に起こす作業だというお話がありました。
ムーゴットさんの中で聞こえている声がそっくりそのまま読者に聞こえてくるということはたぶんありません。
上の浅野くんのセリフだってムーゴットさんの中ではちゃんと生きたセリフに聞こえていらっしゃるのかもしれませんが、文字を介するとその勢いは幾分か削がれてしまいます。
そのことを念頭に入れてみると、もっと「生きた」世界になるかなあ、と。
長くなりました💦
最後に。
私は令和の高校生として、むしろ〝バブル期〟や〝昭和〟といった時期の若者に興味があります。
令和の高校生による令和の高校生の恋愛小説が足の踏み場もないほど転がっているここで、一味違ったものを読んでみたい。
過去の若者がどんなものだったのか興味がある。
……もちろん何を書くかはムーゴットさんの自由なので無理強いはしませんが、そういうのも書いてみたらどうかな、書いてほしいな、という提案&リクエストです。
以上が私の意見・評価です。
うるさいし長すぎるし浅はかな考えかもしれませんが、少しでもお役に立てると幸いです。
応援してます!
追記
おじさんがJKの恋バナを書いていてもキショいとかは思いません。
長い年月を生きてきたからこそわかること・見えるものもあるのでしょうから、おじさんとか気にせずに書いてください。
作者からの返信
こゆ さん、まずは応援コメントありがとうございます。
孫でもおかしくない年齢の方からの真摯なコメント、
ほんと、うれしいですね。
若者の心の本質は変わらない、っていう思いは、まさに原点で、
私が当時感じた、キュンキュン!ドキドキ!を今の人たちにも伝えたく、
読み手にとってのわかりやすさをとるならば、
と、令和の時代設定としています。
いつかゴリゴリの昭和物語も出したいとは思っていますが。
今のシリーズをまずは完結したいと。
このシリーズ、全てに共通の登場人物がいて、
ストーリーも、過去、未来、そして並行世界と、
全て関連したものとして、進行中です。
昭和物語は、彼ら彼女らの親たちに活躍してもらいましょうか。
なぜか、こういう繋がりを持たせるのが好き、
という変な嗜好があります。
そこで、ご指摘の『浅野くんと斉藤さんの恋』は、
ズバリ私の迷いを見透かされてしまいました。
当初、この二人は、モブキャラの予定でしたが、
本編「水族館デート、、、」でのエピソードを裏付ける話が書きたくなり、
急遽でっち上げた話でした。
ただ、書き上げてみると、思いの外、自分にはハマって、
自ら読み返してウルウルしているのは、
「セルフマーケティング」で書いた通りなのですが。
実は、斉藤さんは、明確なモデルがいないまま、
つまりキャラクターの設定が曖昧なまま、
勢いで書き上げてしまいました。
語尾の使い分けなど、締まりがないのは、ご指摘の通りです。
浅はかでした。
自転車の魅力を語る、浅野くんのセリフも、
かなり迷いました。
第一稿は、もっとヤバかったです。
長くて、口説くて。
自転車大好きなので、私自身が語ると、さらに長くなりかねない。
断腸の思いで、大きくカットしたつもりでしたが、
まだまだ足りない、のご意見、ありがたく拝聴します。
「している」と「してる」の使い分けも、
それで登場人物の個性を出そうという狙いもありますが、
徹底が中途半端で、効果が出ていないようです。
おっさんが書いても良いんだぁ!
と勇気をもらいました。
今後も何か気付きがありましたら、
ぜひお聞かせください。
応援ありがとうございます。