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    はじめまして。現役高校生です。
    これを読んでムーゴットさんの作品をいくつか読ませていただきました。若輩者ですがせっかくなので思ったことを言わせてもらおうと思います。
    (※けっこう長くなります)

    まず、令和であれバブル期であれ若者の心の本質は変わっていないのではないか。
    ムーゴットさんの小説の登場人物の行動や発言への「経緯」=「心情」に、読んだ限り私から見て不自然に感じる点は見当たりませんでした。
    幼馴染みから異性へ、ただのクラスメイトから初恋の相手へ……。(私自身には経験はありませんが💦)
    ムーゴットさんの努力の賜物でしょうか。自信を持ってください。


    ただ、セリフ回しや文章の読みやすさには違和感を感じる部分が多々あり。
    『浅野くんと斉藤さんの恋』のセリフを例に取ると、

    「前に浅野くんが話してた自転車、これなのね。速そうね。」

    ――今どき「ね」を連発する高校生はいないかなあ。
    私が斉藤さんの立場なら、
    「ああ前に浅野くんが話してた自転車、これかあ! 速そうだね!」
    とか言うと思いますが、斉藤さんと私とは別の人間なので参考にはならないかも。
    別のセリフを挙げますと、

    「確かに。でも、ちょっと慣れて乗り方がわかってくると、

    もっと速く、しかも楽に遠くまで行けるようになるよ。

    それがスポーツ自転車のすごいところ。」

    ……なんというか、少し説明臭いと言いますか、丁寧すぎて止まっていると言いますか……。
    同年代で普通に話すとき、こんなに丁寧には区切らない。
    また(別のセリフの話にはなりますが)普段の会話では「~している」は「~してる」と略してしまうのが〝普通〟ですし。

    それからこれは個人的な好みかもしれませんが、セリフ・地の文ともに「、」で改行してさらに一行空けたりするのは少し読みづらいです……。


    映像で見えてそれを文字に起こす作業だというお話がありました。
    ムーゴットさんの中で聞こえている声がそっくりそのまま読者に聞こえてくるということはたぶんありません。
    上の浅野くんのセリフだってムーゴットさんの中ではちゃんと生きたセリフに聞こえていらっしゃるのかもしれませんが、文字を介するとその勢いは幾分か削がれてしまいます。
    そのことを念頭に入れてみると、もっと「生きた」世界になるかなあ、と。

    長くなりました💦

    最後に。
    私は令和の高校生として、むしろ〝バブル期〟や〝昭和〟といった時期の若者に興味があります。
    令和の高校生による令和の高校生の恋愛小説が足の踏み場もないほど転がっているここで、一味違ったものを読んでみたい。
    過去の若者がどんなものだったのか興味がある。

    ……もちろん何を書くかはムーゴットさんの自由なので無理強いはしませんが、そういうのも書いてみたらどうかな、書いてほしいな、という提案&リクエストです。


    以上が私の意見・評価です。
    うるさいし長すぎるし浅はかな考えかもしれませんが、少しでもお役に立てると幸いです。
    応援してます!



    追記
    おじさんがJKの恋バナを書いていてもキショいとかは思いません。
    長い年月を生きてきたからこそわかること・見えるものもあるのでしょうから、おじさんとか気にせずに書いてください。