思い出のハンカチⅡ
高坂 美月
第1話
私は同じ部署の男性の織部さん、他部署の女性の遊佐さんと岩田さんを誘って社内のボウリング大会に参加した。
優勝はできなかったけれど、良い思い出だ。
ボウリング大会が終わった後のある日、遊佐さんが私のデスクにやってくる。
「高坂さん、この前はボウリング大会に誘ってくれてありがとう。良かったら、これお礼に……」
遊佐さんはそう言って、私にちいかわのハチワレのハンカチをくれた。
しかも大好きな水色を基調としたハンカチだ。
「え、良いんですか? ありがとうございます! ハチワレだ……!」
私は遊佐さんにお礼を言って、ハンカチをカバンにしまう。
今はその会社は退職してしまったけれど、ハチワレのハンカチは今でも私の手元にある。
思い出のハンカチⅡ 高坂 美月 @a-tmm1209
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