第22話
街なんて行くものじゃないな。
そんなことを思いながら、
家の鍵を開けた。
中には何にも無い。
ただ、エアコン付きだったので、
これから寒くても暑くても大丈夫だ。
あぁ、明日カーテン買いに行かなきゃな。
あぁ、布団もないじゃん。
まぁいいや。
私はシャワーを浴びると、
部屋のど真ん中で大の字になって寝転んだ。
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