第7話

あぁ、羨ましい。


そして憎らしい。


イライラする、キラキラしてて。


私には届かない世界が目の前に広がっている。


私はどんどん暗くなっていく。


「こんにちは!」


そんな挨拶を投げかけられるだけでイライラする。


「…こんにちは。」


グッと拳を作りながら、精一杯の笑顔で返した。


本当はね、心の中ではね。


"死ねばいいのに"


って思ってたよ。

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