第49話
学校に行くようになって少したった頃、
夏休みが始まる時期になった。
終業式を終えて、僕は家路につく。
松葉杖もうまく使える様になってきた。
夏休みが始まる=イジメがなくなる。
僕の頭の中は単純だな、と思った。
学校に行かなくてすむけれど、
よくよく考えたら、
僕は家に居なければいけないから、
家族の時間が増える=父の機嫌を伺う。
そういうことだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます