日の出前 お弁当詰めて 服干して 茜の空に 吐く息白く

日の出前 お弁当詰めて 服干して

       茜の空に 吐く息白く


------------------------------------------

少しずつ朝日がお寝坊さんになって

寒くなるからちょっとでも眠っていたいんだよね

でも、日々の生活の時間は変わらないから

いつも通りの時間に起きて

いつものように準備して

そうして眺める茜の色は

いつも通りを繰り返している

私へのご褒美なんだって

そう思う


地面から沸き立つ息が

辺りを白く染めながら

茜の光に照らされて

キラキラと光ってるのも、きっと

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る