第44話

ピンポーン



あ?誰だよこんな時間に。


まあいいか。


出んのめんどくせぇし。



ピンポーンピンポーンピンポピンポピンポピンポーン



「あ”ーもううるせぇ!誰だよ!?」



勢いよく玄関のドアを開けると、そこには見慣れたヤツらがいた。



「“誰だよ”はないだろ、友達にさ。元気そうでよかったよ、陸登」


「いつまで引っ込んでるつもりだ」


「ちょ、海都さんストレートすぎっす」

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