第14話

「えっ?」



びっくりして思わず達馬さんの顔を凝視する私に達馬さんは呆れた顔を見せた。



「こっちから誘ってんのに金払わせるわけねぇだろ。奢ってやるから飲んでけ」



まさかの男前発言。


ていうかなんで私が奢られるの。


この場合助けてもらったのは私なんだし私が奢るとこなんじゃないの。



「おい琴乃」


「へっ?」



急に名前を呼ばれて変な声がでた。


へっ?って…恥ずかしい。



「これ見て選べ」



そう言って渡されたメニューを見る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る