虹の国のお姫様【イリアムライバー『虹渡友利』設定】

雨宮崎

第1話 虹の国のお姫様

『お母さん、絵本呼んで』


『いいわよ、何がいい?』


『虹の国のお姫様がいい』


『あなたそれ好きね。いいわよ』


あるところに、虹の国のお姫様がいました。

元気で明るいお姫様は、アイドルでもあり、多方面に活躍していました。


ある日のこと。お姫様が、セカンドアルバムの先行シングルである『キラレボ』の歌入れをしていたときのことでした。


『た、たいへんです!もう雨が38日間も降っていません。このままでは虹の国は滅びてしまいます!」


 そのようなニュースがテレビから流れてきました。

 するとお姫様はレコーディングの最中にも関わらず、外を飛び出してしまいました。


『お、おい!姫!どこにいくんだっ!?まだ、レコーディングの途中だぞ!』


音楽プロデューサーの静止を振り切り、お姫様が向かった先は。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

虹の国のお姫様【イリアムライバー『虹渡友利』設定】 雨宮崎 @ayatakanomori

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る