八雲の名 <予告紹介ver>
@Laimmu
八雲の名
徳島県に密かにある小さい神社
そこでは 八雲様と呼ばれる神様が祀られていた。
秘密基地のような感覚で 良くそこに行っていた主人公が幾つにも織りなす物語を動かす。
八雲 幾つにも重なった雲 という意味がある
彼女は選ばれた 反転世界の天命の神子 へと
日本のちょうど裏側に存在する国であり世界
宵の国 そこには人間と動物のハイブリッドのような
生命が存在する
宵と日本は互いに裏から支え合い均衡を保つ事で存在してきたんだよ。
つまりどちらかの国が朽ちれば どちらかの国が滅ぶ
物理的にでは無い 周囲との人間関係など小さい所から全て連鎖して崩壊していく。
ある時宵で大きな内戦が起ころうとしていた
宵の狐国と狸国が争おうとしているんだ。
その二つの国は宵の大半を占めるような国だ。
大きな内戦が起ころうとあらば 日本にも影響が及ぶ。
そんな中 狸国が地球の神と交渉して 常闇の神子
を召喚した。
現実世界から宵へと人間を運ぶ手段はただ一つ
現実世界の神と交渉をして 神が推薦した一人を貰い受ける事。
しかし日本の神というのはプライドも威厳も高く 決して国民を桃源郷なんぞに送る神はいなかった。
そのため狸国は外国から貰い受け 常闇の神子とした。
神子とはこの世界の絶対的威厳であり脅威
狐国は酷く狼狽した。なんとかして神子を貰い受け無ければいけないのである。
狐国の主人である 荒涼は日本から神子を貰い受ける事にこだわった。
そんな中 ある一人の神が狐国の要望に耳を貸した。
それが 八雲様である。
神 八雲は一人の女子高生を天命の神子として宵に送った。この際 女子高生には拒否権は無い。
八雲は女子高生が危険に遭わないように 八雲という
自身の名を与えた。
この世界において 名前は非常に重要な物だ
女子高生に名を託した八雲は 女子高生が現実世界に戻ってくるまで 神としての権能や威厳を失う。
もはや存在すら認識されない ただの霊的存在と化す。
八雲は一人の女子高生に日本を託した。
狐国は天命の神子を迎え入れた。
神の名を持つ 純粋な日本人。 完璧とまで言える
天命の神子であった。
しかし 女子高生は受け入れられなかった。
いきなり受け入れるなんて無理な話だ。
遠い桃源郷に飛ばされたかと思えば いきなり戦えだなんて。
しかし
戦いが始まる この戦いが終着する頃には 日本は崩壊して行くんだろう。
天命の神子は何を思う。
花屍累累とした 世界に 一体何が残る。
「我が名は八雲 神である。」
八雲の名 <予告紹介ver> @Laimmu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。八雲の名 <予告紹介ver>の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます