この学園のお嬢様は僕にだけ甘々

紫咲色

第1話

この学園にはお嬢様がいる、美人で頭もよくて……その彼女が…

「お…俺の席で……寝てる!!??」


俺の名前は篠崎 秋 (しのざき あき)1-2の生徒だ…そして何があったか説明しよう!

その30分前

「さよならー」(よし…やっと授業終わった!早く帰ろ…)そう思い教室の扉から

帰ろうとしたとき、「一緒に帰ろー!あっくん!!」

(げ…)こいつの名前は東川夏華、幼なじみの友達だ。

「俺はこれから最も有意義な時間を…」 「あっくん、うるさーい!!」

しかしなぜこいつがいつも俺と帰りたがるか分からない。

「そういえば今日課題あるの知ってる?あっくん家でやっていい??」

「別にいいけど…って今日課題あんのかよ!家には姉ちゃんいるから先行ってて!」

「もー」

しかし、めずらしいな…俺が忘れ物をするなんて…そう考えながら俺は1-2の教室に着いた。 (誰もいないよな……)そう思い後ろの扉を開けた。

「え?」 思わず声が出ていた。

窓側の一番後ろの席の俺の席に…

彼女はとても気持ちよさそうに寝ていた。

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