第8話

パタパタ…



『あっ!お母さんの足音だ…』



「あら、やだ!鏡が割れてるじゃない」



私は、力の無い声でお母さんを呼んだ。



「…さん…お母さん…助け…て…」



「えっ…!?…いやぁぁぁぁぁッ!!血塗れの幽霊!!」



お母さんは、走って逃げていった…。



「誰も…私を助けてくれないの…?ねぇ…!!」

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