6

宿の奥には開かずの扉があった。


周囲が寝静まったあと主はランプを片手に食事を運ぶ。

扉を開くと石の階段。真っ暗なその中をランプの灯りだけで降りてゆく。足元を照らす主の怖い顔。


あとをつける青年。ソッと扉を開けようとするも開かない。どうやら鍵がかかっている。


一旦、部屋へ戻る青年。


あの猟師は部屋に荷物を置いたまま戻ってこないようだ。

その頃もう一人の猟師は、村人に聞いてまわるも誰も猟師らしき男の姿は見ていないという。


青年は猟師のことが気になりもう一晩泊まることに。


その日の夕暮れ時、主が酒場へ出かける姿を確認した青年は…

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