タヌキング、35歳のアニメの見方

タヌキング

☺️☺️☺️

 タヌキングは35歳になった。

 もう35かよと、15歳くらいから止まった精神年齢とのギャップに苦しむ。まさに逆コナン状態。

 社会人から【らきすた】を見て、アニオタデビューした私。ひたすらアニメを見て修練を積んできたわけだが、最近になってアニメの見方も変わってきた様に感じる。

 とにかく面白い物、とにかく良作を求める、若い頃はそんな感じでガムシャラになっていたが、最近ではそんな作品ばかりだと食傷気味になる。

 面白い物ばかりだと精神的に疲れてしまうのだ。面白いというと斬新で、他には無い持ち味のあるものが多い。そうすると一話一話みるカロリーが増えてしまう。頭を使っているのである。

 ゆえに欲しくなるのはテンプレ、王道展開、緩い日常等のアニメだ。見る時に何も考えなくて、ちょっとの満足感。ながら見しながら、画面から目を離しても大した影響の無い、そんなアニメを体が求めている。

 これは若い頃の自分には無かった感覚だろう。年相応のアニメとの向き合い方と言ったところだろうか。



 若い子がこれだけアニメ見てますよと自慢しているのを見ると正直苦笑してしまう。若いなぁと思ってしまう。

 今だから分かるが、アニメを沢山見たところで何の自慢にもならないのだ。アニメとは日々の生活の中のオアシスであるべきであり、競い合うものでは無い。

 アニメのレビュー等も参考にはなるが、結局は面白いと思うのは自分の主観である。この人が低評価しているから面白く無いだろうなんて、その考え方が面白くない。アニメは聞くものではなく見るものだろう?見てから判断する、それは35歳になっても変わらない。



 ボルテスⅤを見ながらダンダダンを見る。アニメを見る年代の幅が広いなと自分でも思う。

 自分が生まれる前のアニメ、これから生まれるアニメ、それを見ることが出来ることに幸福感を覚える。

 35年間支えてくれたアニメには感謝の言葉しかない。これからも宜しくお願いします。

 思いついた順に色々書いたので、一貫性の無いエッセイになったかもしれないが、飾らない方が私らしいかな 笑


 

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タヌキング、35歳のアニメの見方 タヌキング @kibamusi

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