[第四十四話][地球で話を聞いて月と地球の情報を総合して]

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[第四十四話][地球で話を聞いて月と地球の情報を総合して]

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<2024年4月6日>→2時57分→/場所 並行世界の地球(国)/


「そうですかそれは有難うございます」


「礼はありがたく受け取ろう、でだが並行世界とどのくらい違うか

わからないからまずこの世界の始まりである一兆年前から話すとしよう

一兆年前のこの世界には何もなく無であったが突如として無が

無限の熱にさらされて壊れて無限の速度で大きくなり続けて

無限が無限にあって更に無限があってと言った風なことが無限に繰り返される

そしてクラスに繰り返されてクラス以上に繰り返された結果として

宇宙を超えて多元宇宙を超えてオムニバースを超えた意味がまるでわからない

大きさの世界が誕生したが世界が誕生しただけでありそこには宇宙も銀河も

何も無いただの大きい空間に過ぎなかったがそれから数億年後に唐突に

この世界全体に謎のエネルギーが凄まじい爆発と共にこの世界に現れた

そして更に数万年の年月が経つとその謎のエネルギーによって

宇宙や銀河や星や微生物といった存在が生まれるようになった

そして更に数千年が経つと動物や魚のような存在がこの世界に生まれて

そして更に数千万年が経つと知能を持った存在がこの世界に生まれて

その存在は文明を築き上げて見せて数万年の栄華を築きたが争いによって

滅びたと言われているちなみにこの文明は現代と同じレベルの文明であり

滅びた原因は七大天使であるミカエル・ガブリエル・ウリエル・

カマエル・ラファエル・イオフィエル・ザドキエルを降臨させたからだと

基本的には言われているが一部の研究者はブラックホール砲の暴走が

原因なのでは無いかと言われてもいるな、でだ話を戻すとその文明は滅びて

また文明が誕生するのはそこから数億年後にまた文明は誕生することになる

その文明は名前すらもこの時代に語り継がられほどのこの世界で

一番の繁栄をして見せた究極の文明にして最悪と呼ぶに相応しい文明

名を「アイン アイン・ソフ アイン・ソフ・オウルと言う

「0・00・000」といった風に表されることが多い文明である

この文明は現代の技術から遙か数万年は先をいっている文明であり

並行世界の両方の行き来はもちろんの事で過去や未来に行くことも

無限に存在する全ての次元に行くことも別の多元世界に行くことも

特に一切の制限もなしに庶民ですらできたと言われているし

実際に証拠だってあるからこの事柄は基本的に事実であると言われている

そして


と言ったような長い話が続いて。


「要点を纏めるとこの世界には科学と言った力があって

その力は月では禁忌とされているし

月に住む存在は禁忌と言われている

魔術や魔法や錬金術やタロットや守護天使と言った力を使って

この無限に無限を重ねた世界の寿命を大幅に縮めていると

だから地球の人間たちは月を滅ぼすそうと超大規模な戦争を

起こそうとしていてそれが明日に始まるとそれであっていますかね?」


「それであっているぜ」


「よくそんな状況なのに普通に人はこうしているし

貴方はこの俺にこんな話を出来る時間がありますね?」


「まあ絶対に勝てると政府は言っているから

この民の我々はそれを信じる以外にすることはないからな

まあ大量の人間の命を捧げてこの世界の寿命を数十億年削って

無理矢理に降臨された七大天使であるミカエル・ガブリエル・

ウリエル・カマエル・ラファエル・イオフィエル・ザドキエルに

本当に勝てる兵器が果たしてあるのかと心配には思っているけどな」


「この世界の寿命は後何年あるんだ」


「この後の戦争での相手の行動で変わりはするけれども

戦争が終わった後にはこの世界の寿命は千年と言われている

だから政府は並行世界からそれをどうにか出来る知恵や力を

持つ存在を探してこの世界を救おうと翻弄しているんだけれどな」


「………………………………………………………話してくれてありがとう

これから俺は行くところができたので行かせてもらうことにする」


「そうそれじゃあさようなら」


「「さようなら」」


そうして二人はあるところに向かって歩いた。




◇◇◇




「よし無料で手に入れた「スマホ(∞)」と

「セフィロトの樹(零)」の両方の情報を

調べてどちらが正しいかを考えるとするか」


「そんな無料な物でそんな事ができますか?」


「まあ無理だろうが少しの指標にはなる」


そう言って「スマホ(∞)」と守は

「セフィロトの樹(零)」の情報を凄い勢いで全て見た。


「成る程これだけの情報で判断するのであれば」


「完全に地球が悪ですね」


「だが現実は地球が正しくて月が悪であるように思う」


「凄い数の情報が無いとどちらが正しいかなんて判断はつきませんからね」


「まあどちらが正しいかがわかったとしても

ただの一個人がどうすればこの世界を救えるんだ?

現実すら救うのが大変なのにさらに進んだ世界をどうやって?」


「ただの一個人が世界を変えられるなんて状況は特殊で

基本的には世界は変えられないので普通に救えないのでは?」


「それじゃあどっちが滅びるのを見るだけになってしまうし

いやまあ単純に神の門に挑むにはあの世界の規模やこの世界や

神のロボットの性能を考えるとこの俺は力不足がすぎるから

まあクリアする事が不可能でも何も矛盾は発生しないけれどな

それにもうこの世界では無料で手に入るイカれた性能のスマホと

「セフィロトの樹(零)」を手に入れたから元の世界は救えるし

神器は手に入らないけれど神の門に行く事自体もできるからな」


「じゃあ世界を救うことをこの私のように諦めるのですか?」


「当然諦めないで最後まで足掻くがその足掻く内容に悩んでいたんだが

もう決めた、たった一つの可能性を両方を救う可能性があるが

同時にこの世界を終わらせるかもしれない可能性をそれをこの俺はやる」


「そうですか」


そうして二人は月のある場所を訪れた。

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