[第二十話][ようこそ新しくも古き世界「九つの世界」に!]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[第二十話][ようこそ新しくも古き世界「九つの世界」に!]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


<2024年4月3日>→0時30分→/場所 九つの世界(ミズガルズ)草原/


「ここは何処なんだ?」


「さあ?まるでわからないな?」


二人は綺麗な太陽が十二個ある空が広がる世界の草原に座っていた。


「私たちは死んでここは天国や地獄なのか?」


「いや異世界転生的なやつかもしれないぞ?」


「その可能性もあるか」


「後は病院のベットで寝てる俺たちの見ている夢か」


そう二人が話をしていると光の玉が何処からともなく現れて言った。


<ようこそ新しくも古き世界「九つの世界」に!>


「何者だ?」


「悪者ではなさそうな雰囲気だが?」


<この私はチュートリアル存在の「テラー」

この特別なVR世界のチュートリアル役だ!>


「VR世界は知っているがこんな完璧な

五感を感じる世界ではなかったはずだが?」


「それに何故その特別なVR世界にこの俺たちはいるんだ?」


<それは貴方達の脳が完全に壊れきっていてそれを治すために

          はかせ きゅうきょく

このとあるイカレタ博士「佩刀 旧極」が作り上げた特別VR世界

新しくも古き世界「九つの世界」に二人を連れて来たというわけだ>


「壊れた脳が何故VRで治るんだ?」


「それがこのVRが特別であることに関係するのか?」


<この特別なVR世界はここでの体験やダメージがリアルにも通じて

ここで死ねば現実でも死ぬという余りにも危険なものなんだけれど

同時にここで生きていると認識すると何故か現実の方も回復するんだ>


「それは凄い特殊な技術だな」


「そんなものがあったのか」


<まあこの世界を一度も死なないで救わないとこの世界から出られない

よくあるVRデスゲームのシステムが組み込まれているから

正直に言ってあまり取りたくない方法ではありますし

他にも色々と理由があって現在までは世間に一切出ていませんでしたね>


「何故そのような仕組みなんだ?」


「そのシステムは取り除けない感じなのか?」


<別にこのシステムは無くても回復するんだろうけれど佩刀 旧極は

イカレテいてこのシステムを組み込んで誰も原理が理解できないから

このシステムだけを取り外すってことができないで今はこうなっている>


「そうなのか」


「この世界を救うってのは魔王か何かを倒せばいいのか?」


<その通りこの世界を破壊するために現れた

闇の魔王を倒して世界を救うことが目標である>


「この世界ってどのくらいの規模感の戦闘が行われる世界なんだ?」


「あと単純な世界の大きさはどのくらいなんだ?」


<この世界には冒険者という存在がいるのですがそれで例えさせてもらいます


Eランク冒険者はこの世界にそこそこの数いるもので子供や初心者がつくもの

でありその強さは基本的には現実の銃を持っている人間と同じと思ってくれ


Dランク冒険者はこの世界にそこそこの数よりも少ない数いるもので

子供からの卒業した人や初心者から卒業した人がつきものであり

その強さは基本的には人間が車並みのスペックを持っていると思ってくれ


Cランク冒険者はこの世界に凄い数がいるものであり基本的な人は

このCランク冒険者についているものでその強さは基本的には

人間が昔のマッハ2くらいの戦闘機のスペックを持っていると思ってくれ


Bランク冒険者はこの世界に街に一人いるくらいの

数がいる存在でその強さは基本的には人間が

最新の戦闘機のスペックを持っていると思ってくれ


Aランク冒険者はこの世界に国に一人いるくらいの数がいる存在で

その強さは基本的には君たちと同じスペックをしていると思ってくれ


Sランク冒険者はこの世界に大陸に一人いるくらいの

数がいる存在でその強さは基本的には単身で

国を最高の攻撃では一撃で破壊することのできる強さだ


そして魔王と勇者は強化人間以上の強さである


そして世界の大きさについてはこの世界は

アース神族の国アースガルズ

ヴァン神族の国ヴァナヘイム(ヴァナランド)

妖精の国アールヴヘイム

人間の国ミズガルズ

巨人の国ヨトゥンヘイム(ウートガルズ)

小人の国ニザヴェッリル

霧の国ニヴルヘイム

炎の国ムースペッルスヘイム

死者の国ニヴルヘイム

と言う九つの世界があるんだが世界の大きさは一つオムニバースぐらいだ>


「オムニバースとはユニバースとマルチバースと

メタバースとゼノバースがある馬鹿でかいあれの事なのか?」


「この世界と現実の世界の時間の速度は同じぐらいなのか?」


<オムニバースはそれでは無くてもっと絶対的に広いやつです、そして

世界の時間と現実の時間は同じで今も外で同じだけ時間が経っています>


「何故オムニバースが九個存在するんだ?普通に

考えてオムニバースは一つだけ存在するんじゃないのか?」


そう三人は話を続けて二人はある結論を出した。


「これは勇者「ダビデ・カルナ」に会いに行って

魔王を倒してもらう様に説得するしか方法はないな」


「そうだな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

[解説「九つの世界について」

Wikiから引用

九つの世界(ここのつのせかい、

古ノルド語: níu heimar, 英語: nine worlds)とは、

ふつう北欧神話に登場する世界の総称とされる表現。

九つの内訳ははっきりしていない。


北欧神話(エッダ神話)の原典において、

「九つの世界」(níu heimar) という表現が見えるのは

『詩のエッダ』に2例と『散文のエッダ』に1例であるが、

このうちいわゆる全世界・全宇宙を指して使われている

可能性があるのは『詩のエッダ』中「巫女の予言」にある1ヶ所のみである:

九つの世界、九つの根を地の下に張りめぐらした名高い、

かの世界樹を、わたしはおぼえている。(「巫女の予言」2節)

残る2例は全世界ではなく、地下にある冥界の数としてあげられている:

人間が死に冥府からくだる/ニヴルヘルの下にある世界の/

九つを私はおとずれた。(「ヴァフスルーズニルの歌」43節[1])

オーディンはヘルをニヴルヘイムに投げ込み、

九つの世界を支配する力を彼女に与えて、

彼女のところに送られるすべての者たちに

住居を割り当てることができるようにした。(「ギュルヴィたぶらかし」34章)

以上のように、「九つの世界」がアースガルズをはじめとした

天上および地上の世界を含めた全宇宙の総称であると解する根拠は

意外にもわずかしかない。加えて、唯一の根拠たりうる

最初の1例についても残り2例と同様に、

地下世界を意味する文脈にあるとも読めるのである。

上に引用した「巫女の予言」2節後半部について、

ヘルマン・パウルソンは「『土のなかに』という言い回しは、

従来より解されてきたように、『名高い測り樹〔=世界樹〕』

ではなくむしろ『九つの世界』を

形容していることは、ほとんど疑いがない」とする[2]。

これが正しいとすれば、両エッダにおいて「九つの世界」という

語句はつねに地下世界の拡大図として使われていることになる。


前節で確認したように、北欧神話における

「九つの世界」という表現が全世界を意味すると考えるのは

本来の用法ではない疑いが強いのだが、

それにもかかわらず現代の理解では

そのようなイメージが一般的であるから[3]、

その理解に沿って含まれるとされる世界の一覧を与える。

ただし、両エッダのみならず古ノルド語の資料すべてを通覧しても、

そのなかに「九つの世界」の名前を

具体的にリストアップした箇所は存在せず、

いずれの世界が含まれるのかはかならずしも定まっていない。

また、以下ではおおよそ上方にあるとされるものから

下方へという順に並べてあるが、

後述するとおり位置関係についても不明な部分が多い。

アース神族の国アースガルズ

ヴァン神族の国ヴァナヘイム(ヴァナランド)

妖精の国アールヴヘイム

人間の国ミズガルズ

巨人の国ヨトゥンヘイム(ウートガルズ)

小人の国ニザヴェッリル

黒い妖精の国スヴァルトアールヴァヘイム

霧の国ニヴルヘイム

炎の国ムースペッルスヘイム

死者の国ヘルヘイム

以上のうち、スヴァルトアールヴァヘイムと

ニザヴェッリルは同一視されることもある[4]。

またヘルはニヴルヘルとも言われ[5]、

ニヴルヘイムとの区別が曖昧な場合がある[6]。

スヴァルトアールヴは、ドウェルグを指すとされ、

小人も同じくドウェルグを指すとされるため

ニザヴェッリルと、スヴァルトアールヴヘイムは、

同一視されることがある。なお、

ときに九つの世界を三層に分ける

整理が行われることがあるが[7]、

このような分けかたは原典にはない近年のものである。


位置関係

世界どうしのつながり・位置関係にはよくわからない部分が多く、

神話中に現れる場所はいずれも断片的であるがゆえに

「エッダ神話世界の地図を作ることができない」と言われている[8]。

確実に定まるのはミズガルズを大地の中心としたとき[9]、

そのまた中心もしくは上方にアースガルズ、

またミズガルズの外側の海沿いにヨトゥンヘイムがあることだが[10]、

これらに対してヴァナヘイム・アールヴヘイム・

スヴァルトアールヴァヘイムについては

「それぞれの場所が前に述べた

三領域といかなる位置的関連をもつのか、

あるいはこの大地の内にあるのか外にあるのかも不明である」[11]。

ニヴルヘイムとムスペルヘイムは世界が始まるまえの原初に、

ギンヌンガガプをはさんで北と南にあったとされるが[12]、

世界が成ったあとどこに位置するかは定かでない。

ただしラグナロクのさい

ムスペルの軍勢はロキが舵をとる船に乗って襲来し、

天上と地上とを結ぶ虹の橋ビヴロストを渡ってくるとされるので[13]、

アースガルズよりは下方でべつの陸地にあるらしい。

ヘルへの道は人間の世界との境である

ギョッル川にかかる橋(ギャッラルブルー)を

渡ったあと「下りで北に向かっている」と言われている[14]。


ユッグドラシル 

ユッグドラシル、ユグドラシル、

世界樹は北欧神話の世界・宇宙を象徴するものであり、

九つの世界を貫いて存在し、その三本の根は

それぞれ以下の世界に通じておりそれぞれのそばに泉がある。

「グリームニルの歌」31節と「ギュルヴィたぶらかし」

15章に記述が見えるが、いくらか不整合がある[15]。

また、ラグナロクの際にスルトの炎により焼け落ちる。

ウルズの泉(ウルザルブルン)- アースガルズもしくは人間の国にある。

ミーミルの泉(ミーミスブルン)-

かつてギンヌンガガプのあった、霜の巨人の国にある。

フヴェルゲルミル - ニヴルヘイムもしくはヘルの住むところにある。


本作では

アース神族の国アースガルズ

ヴァン神族の国ヴァナヘイム(ヴァナランド)

妖精の国アールヴヘイム

人間の国ミズガルズ

巨人の国ヨトゥンヘイム(ウートガルズ)

小人の国ニザヴェッリル

霧の国ニヴルヘイム

炎の国ムースペッルスヘイム

死者の国ニヴルヘイムが存在して

一つ一つが前に説明した規模のオムニバースである]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る