第38話 ダッシュして亀
新人賞、三月締め切りのものが二万文字書けている。いまは、句読点の内、「、」を殆ど抜いている。それから文章の末尾については殆ど無視している。どちらもまとめて直したいと思った。原稿は指定の文字数と行数にして31頁できているが、10頁まで遅々としながらも直してきた。実はそんなに面白くない話だと思っている。地味でもいいからラストまで書いて、それからヤッツケマンが登場してもいいかなと思う。
他にプロットのあるものがあるが、他の新人賞が相応しいだろうと思った。第一にライトノベルの文芸度合い、第二に主人公の年齢、第三にテーマが挙げられる。三月のが文芸色があり幼くない人生を扱ったもので、五月がライト感が高く十代でゲームセンスのあるような軽めのものだ。鮭か鱒かといった感じ。
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