第25話
「……澤井先輩? 黒蝶編集部ってはん……何でもないです。今の言葉忘れて下さい」
「えっ?」
なにを言い出すんだ? この子は的な表情を浮かべる澤井。
残りの唐揚げを一気に口に頬張る。
「あぁそうだ! 先輩は、どんなジャンルの漫画や小説が好きなんですか? 私は、ミステリーや恋愛、あと、動画配信なんですけど、海外のドラマを観る事にもはまっていて、独学なんですけど、語学の勉強もしているんです。あぁすみません! これこそ関係ない話しでしたねぇ?」
語学の勉強を始めたのは半年前。璃菜に誘われて、璃菜が好きな韓国の女性アーティストのライブに行った。
そして、その日をきっかけに、私は、海外のアーティストや海外のドラマを観るようになり、今では、私のことを誘ってくれた璃菜以上にはまってしまった。
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