第19話

8年前。

 私は、同期で友人の小泉璃菜と一緒に、大学の長期休暇を利用して「雫丘出版でインターンをすることになった。

 私は、文芸雑誌編集部「ここみ」で、そして、友人の璃菜は、希望していた「晴海:現在の職場」でのインターンが出来なくなり、急きょ、雫丘出版で、ここに配属もしくは異動されて、あの男(堂城副編集長)と一緒に働くぐらいなら、退職金を貰ってやめた方がいいと、社内でも噂なっていたた黒蝶編集部」でインターンをすることになった。

※当時のインターン先だった文芸雑誌(ここみ)の先輩に、インターン初日に、基礎知識として教えて貰った。

 だけど、小泉から訊く、あの男=堂城副編集長のイメージは、確かに、ちょとは恐ろしかったけど、ここみの女性先輩に、教えて貰ったほど怖い(死神)イメージではなかった。

 それどころか……

 ☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る