第27話

「誠也君って今年30歳だよね?」

 晴海に急いで戻ってくると自分の席で待って居た犬塚編集長に、雑誌に連載をしている作家さんと普段打ち合わせをしている部屋に連れて行かれた。

「…犬塚編集長!?」

 部屋に自分達しか居ないのもあるのか、それとも元恋人だったのあるのか、下の名前で自分の事を呼んでくる犬塚に堂城は返す言葉が見つからない 。 

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