片花想い

第6話

『えっ! 今、なんて言った? 婚姻届け出してきた?』

 夢なら、早く覚めて。私が…好きなのは…

『あぁ。妻の所に君の名前を書いて、今朝出してきた』

『ふざけないで! そんなの無効よこんな結婚。それになんで私が、あんたと結婚しないといけないのよ!』

『…それは、君が堂城誠也の恋人だからだよ? 俺は、あいつが嫌いなんだよ?』

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る