「美味しいです匠さん！」

　栞の恋人である遠藤匠さんが作ってくれたシーフードグラタンを一口頬張る來未。

「本当？　よかった。栞からお昼に連絡受けて急いで追加で材料そろえて作ったからどうかなって思ったんだけど…」

「そんな事ないです！　すごくおいしいです！」

「ああぁりがとう！　あぁそうだ！　よかったらこれを食べてみて！　シーフードパスタ」

　匠は、栞にシーフードパスタを差し出す。

「はい！　ありがとうございます。頂きます」

　來未は、匠から受け取ったシーフードパスタを思いっきり口に頬ぼる。

　☆

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