第112話
「お袋と呼び分けて、俺の女の莉茉は若姐さんだな。」
色んな決まりのある、暁の世界。
私の知らない事も。
理解の出来ない闇もあるかもしれないけれど。
私が知るべき事は、暁の為にもしっかりと覚えていきたいって思う。
「なるほど。」
納得したと、私は暁に頷いて見せた。
それからは、銀次さんから若姐さんと呼ばれても、あまり動揺する事もなく。
それを、当たり前なんだと受け入れている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます