第14話

方位磁石は東西南北を現す。

 最初に東西南北を時計として置き換える。

 そして、その東西南北(時計)を太陽の動きを使って現す。

 太陽は、朝、西から昇って、夜、東に沈む。

 真ん中にイルカショーが行われているプールがある。方位磁石で表すと針の中心部分。

 だから、今、自分達がいるイルカ広場をプールを中心に大きな方位磁石として見立てると、いま、零たちがいる方向を東として時計で言うと6時の場所になる。

 反対場所(つまり中心のプールから見て)が西、時間にすれば〇時になるので、依頼人が待っている三時の場所は、右の出入り口(北)になる。

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