第4話
「…男」
穂積は、目の前の女の子が、実は男だった事実に驚いていた。
そして、これ以上この場で問題を起こす訳にはいかないと思い、彼女いやぁ、彼についていく事に決めた。
けど、その前に…
「質問に答える前に、まずは君たちの正体を教えて欲しい」
零は、穂積からその質問されるのを待っていたかのように、穂積の耳元に口を近づけ…
「emperor ○○はもう消えました。天童さん、貴方はもう自由です」
「!」
どうしてその名前を!
穂積を零の顔を見る。
すると、何も言うわけでもなくただ笑顔を見せてきた。
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