第2話
「すみません?」
天童穂積は、突然うしろから声を掛けられた。
「!」
穂積は、突然の声にうしろを振り返る。
すると、三つ編みのかわいらしい女性が立っていた。
「あの? すみません。友達と待ち合わせしているんですけど場所が解らなくて。すみませんここどこか解りますか?」
三つ編みの女性に変装した一夜零は、天童穂積に一枚の写真を見せる。
「!」
零が差し出した写真を見た瞬間、穂積はその場から逃げ出す。
写真に写っていたのは、自分と一緒に人材派遣会社「紅」から出てくるゆかり。
☆
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます