第32話

ピリリリ……


いつの間にか転た寝してたみたい。


「もしもし」


「美咲?寝てた?」


「そうみたい。」


「うち来ない?今から迎えに行くから」


「あ。着替えて行くね。」


「じゃ、あとで。」



急いで着替え、バッグにスマホとメイク道具を入れ、 おかずも持って、靴を履き、外に出る。

いつものとこに行くと、ちょうど創くんの車が駐車場に入ってきた。


「走ってきたの?乗って。」

運転席から助手席のドアを開けながら、創くんが言う。








「どうぞ」


「ありがとう。お邪魔します。」


「風呂入ってくる。美咲は入った?」


「入ってきたよ。」


「残念。一緒に入ろうと思ったのに」


「一緒に入ってほしかったら入るよ?」


「ぷっ。なんか適当に飲んでて。」


冷蔵庫を開けるとコーラがあったから、ウィスキーとグラスを出す。

グラスに氷を入れて、コークハイを作る。


おつまみなんかも出して食べちゃう。サキイカとカキピー。


二杯目のコークハイを作っていたら、創くんがお風呂から出てきた。

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