第102話
ある日、妻が、自分も働きたいと言ってきた。
義母のやっているエステのスタッフとして働きたいと。
妻は、大学を卒業してから、働くことなく家庭に入ったが、子供ができるまでは、エステの勉強をしていた。
夫婦で同じビルで働くことに抵抗はあったが、会社としては別だし、反対するのも変に思われるし、何より、したいということを反対する気もないから、許可した。
それまで、子供と二人、家で過ごしていた妻は、働きだしてから生き生きとしてきた。
妻は土日にも勤務があるから、家族3人で出掛けることはあまりなくなっていった。
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