第20話

夢みたい。主任から告白されて、付き合うことになるなんて。


昼からの業務はいつも以上に頑張ってやった。


あっという間に退社時間。




『仕事終わったら、マンションに行くから。』


と、昼休みに言われて。


夕食を一緒に食べるよね?用意しとこ。


しまった!私、主任の好き嫌い知らない。


あ、でも、お肉は食べてたよね。





ある程度食事の支度ができる頃、チャイムが鳴った。


エントランスの鍵を解除し、部屋を出て、エレベーターまで迎えに出る。


「お疲れ様です。」


「お疲れ。」

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