第5話   戦闘訓練

陽翔が「明、戦闘訓練やらないか?」と声を掛けて来たのだが、明が「うん、少し戦闘するとなると弱いし、負けてしまうような気がして怖いよ」と陽翔に返事を返した。

陽翔が「しょうがないな。でも、このままだとこの世界で生きていけないから避けては通れない道になる」と明に返事をした。

明は「そうですね。わかりました」と重たい腰を上げて、陽翔が「剣はこうやって前に倒し威嚇して、集中して敵の弱点を突く」と明に見本を見せた。

明も負けないようにと、剣を構えて敵の弱点に突く練習を始めた。

ルシフェルが相手になると、明は剣を吹き飛ばされて、それでも剣を拾い、勇敢に立ち向かっていく強さ、俊敏さを掴んでいった。

剣術の訓練をしながら、明は額から綺麗な汗が出ていたが、疲れてへとへとになると飲み物を飲んでは、休憩を取っていた。

陽翔が「よく頑張ったな。もうそろそろ、勇気が出て来ただろう?この調子で行けば魔物を倒しに行けるだろう」と明を褒めて、タオルを渡した。

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