第3話 始まり
モルモートが「キュイイン」と悲鳴を上げて、城へと入って行く。
ライラが「モルモート、お疲れ様」とモルモートに声を掛けた。
城の中へと入って行くと、そこには王と王子になった陽翔の姿が有った。
王が「我が孫のライラよ。今回は何の用だ?」と質問をして、ライラが「すみません。王。今回はミクが異世界の窓を開けたようで、こちらに明と言う少年を連れてきました」と声を掛けた。
王が「そうか。俺と同じ人間で明と言ったな?」と声を掛けると、明は「はい、俺も王様や、王子の陽翔さんと同じように人間である故、力は無いのですが、出来る事だけをやらせて頂けたらと思います」と王の返事に答えた。
王が「そうか。では、戦闘訓練と剣術を習うと良い」と話し掛けた。
明が「はは、解りました」と王の返事に一礼をして、陽翔が「良く此処まで来たな?この世界でやって行くには、努力と根気が必要だし、とにかく此処の生活に慣れて行くしかない?部屋は、こっちを使ってくれ」と明を部屋に招いた。
明が「ありがとうございます。これから出来る限り頑張って行きます」とお礼を言った。
明は部屋に入り、ベッドで横になると居心地は良かったのだが、この世界の戦いへ向かう事が何故か怖く感じていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます