君と歩む世界
影山 みはつ
第1話 はじまり
母親の馨が「陽翔、起きなさい」と起こしに行った。
陽翔が「ん?何だよ。もう少し寝かせてくれよ」と返事をした。
その後に陽翔は、学校に向かって歩いて行った。
学校に向かって居ると、そこに不思議な小さな女の子が此方を睨んで見て居る。
ミクが「あなたは誰?」と声を掛けて来たので、陽翔が「俺は、陽翔。君は?」と声を掛けると、ミクは「私は、この異世界の門番をやって居るミク。ランブルドーザー」と唱えると異世界の扉が口を開けて待って居た。
ミクが「さぁ、一緒に異世界に行きましょう?」と手を差し出すと、陽翔は「うん、一緒に行こう」とミクの返事に答えた。
陽翔は、異世界の扉から暗い世界へと足を運んで行った。
陽翔が「そうだ。こんな時こそ、懐中電灯」とポケットに手を入れると、何と懐中電灯が地面に落ちてしまい、電池も壊れてしまった。
陽翔は懐中電灯を必死になって拾おうとしたが、足を踏み外した。
陽翔が目を開けるとフワフワした生き物の上に居た。
耳が尖った別次元の生物として陽翔には見えていた。
陽翔は「あなたは誰ですか?」と尋ねると、その生物が「私は、フェアン。女性です。怪我はありませんか?」と声を掛けた。
陽翔が「足に怪我はなさそうなので、大丈夫です」とフェアンの返事に答えた。
フェアンが「あなたは誰ですか?」と尋ねると、陽翔は「俺は、別の世界から来た陽翔。正式に言えば君とは違う人間さ」とフェアンに話を始めた。
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