第3話
すっかり辺りは暗くなってきた
「せっかくの休日だったのになぁ」
「着きましたよ魔王様」
そこにはいつも見ているコンビニがあった
中に入り店員さんの挨拶が聞こえる
ゴーレムが横目で店内を見渡す
「何か買いましょう、魔王は何がお好きで?」
食べ物とか飲み物をかごに入れレジに向かう
「袋は入りますか?」
「エルト」
「何言ってんだよ、あっ大丈夫です!」
コンビニをあとにする
「これで大丈夫、これもって秘密基地に行きましょう」
またゴーレムについて行き空き倉庫に到着する
「こっちです」
と何か呪文を言うとロックが解除され扉が開き階段を降り地下の部屋に案内される
「どうぞ」扉を開けてもらい中に入るとコンピューターや机や椅子ちょっとした小物がありちゃんとひた部屋になっていた
「へ〜」
「ひとまず買ってきたのを食べますか」
軽く食べて気持ちを落ち着かせゴーレムが話し出す
「勇者カンパニーを御存知で?」「あぁ知ってるよ大企業だもんな」
「はい、その会社が魔王様の力を使い会社を成長され自分の利益の為には従業員のことなど考えない会社なのです」
「そうなのか」
「魔王さまなら分かると思いますが上に立つものは皆を守る為に戦う魔王さまがしてくれたように」
「はぁ」
「ひとまず子会社から勇者カンパニーをやっつけましょう!」
理由のわからないままことが進んでいく
「分かったでも明日バイトだから今日は帰らせて」
現代の魔王と勇者。 @mono_00_
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