執事

第16話

朝、カスミは、下着みたいな格好で寝ていた。

「カスミさま…カスミさま、お起きくださいませ」う…ん。カスミは下着姿で寝転んだ。ミルはカスミが下着姿なのを気づき、顔を真っ赤にしたが、教わったとおりに耳打ちで「お起きください。お仕置しますよ?」と言った。カスミは目を覚まし、そして「ミルー!!」と叫び、抱きついた。好きな人が目の前にいるのだ。抱きつかない訳がない。

ミルはびっくりし、赤くなりながら、「ほら、カスミさま。支度しますよ」と言った。すると、カスミは「どうして?お仕置は?」と言い、ミルに抱きついた。「な、何やってるんですか!?ほら、支度しますよ」と赤くなりながらカスミの支度をさせた。

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