ジャスミン

第3話

それから、ジャスミンはベンジャミンに付きっきりになった。「髪型どう?」と自分の髪をいじったり、お気に入りのドレスを見せたりしたが、ベンジャミンはジャスミンに「お花見ておいでよ」と言い、素っ気ない。

頭にハテナマークをつけながらもジャスミンは、また、1人になりながら、お花たちに話しかけるのだった。

その時、ベンジャミンはというと……。そのジャスミンの可愛らしい姿を見て、ふるふると震えていた。「なんて愛らしいんだ!」と。しかし、ベンジャミンも経験がなかったので、義父母のところに行き、助言をもらった。

「それはそれは」と義父母…ジャスミンの両親はいたく喜んだ。そして、その想いを伝えたらどうかしら?とジャスミンの母親は言った。

なるほど…と思い、ベンジャミンはジャスミンのところに行った。

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