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第1話
――――――目が覚めた、ら。
「あ、起きた」
「…………、……。!!?」
知らない女(の子?)が、僕の足と足の間にいました……。
「海原学(カイハラガク)先生、足首もスネも、膝小僧もモモも、お腹も、すっごく綺麗ですね。本当は幾つなんですか」
「ぅ、わ」
咄嗟に左手で掴んだシーツを引き上げ、脚を仕舞って身に纏う。
彼女はアハハと笑った後「イマサラ」と恐ろしく怖い顔で言った。
「め、眼鏡……!」
「眼鏡?ああ、お風呂行った時――――。……、あと脚もすごく長いですよね。流石に。いいなぁ」
だめだ。
眼鏡がないと、見えない。
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