片想い 君を思って 苦しくて 消せない熱に 心逸って

「回路(サーキット)」


片想い 君を思って 苦しくて

    消せない熱に 心逸って


-------------------------------------------

想っていいのかなっていう戸惑いが

恋の回路の抵抗だったのに

君の優しさがそれを溶かしてしまったから

一度流れ始めてしまった電流は

もう止まらなくて

熱ばかりが高まって

---<>---<>---<>---<>---<>---<>---

ぱりっと電気が走ったように

身体駆け巡った衝撃は

激しい鼓動を伴って

全身が心臓になったみたいで

恥ずかしくって

このまま弾けて散ってしまいたい

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る