第69話
ただナオコには方法を教えただけでトモ子のように一緒につるんでヤルわけじゃない。
「昨日の昼にまたやったよ。」
ナオコは下を向いたまま。
「そっか。…… ナオコ、ホントはそういうの好きじゃないのにね」
「いいの。早くあの家でたいからさ」
ナオコは私を見つめるとバッグからお金を出した。
「今日はあるよ!」
「ダメだよ!貯めてんでしょ」
私が注意するとナオコは首を振る。
「大丈夫!ちゃんと別に貯めてるからさ」
じゃ遠慮なく。
ていうか予想してたけど。
「じゃあシャワー浴びてきな。私は寝室で待ってるから」
私が言うとナオコは笑顔でバスルームに入った。
私は服を脱いでベッドに座る。
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