第62話

話しているトモ子の顔には援助交際をしたことに対する罪悪感は感じられない。




私達と一緒と言えばゲーム感覚でヤルだろう。




「さっ!金を使いに行こう!」




私は時計を見てみんなに促した。




あまり喋ってるとゆっくり買い物が出来ない。




新宿からヴィトン表参道店へ。




ヒナ、マキ、ミホは一階の売り場でマンションで見た商品を探してる。




トモ子はこんな場所には来たことがないからキョロキョロしながら私の後をついてくるだけ。




私は新作の水着を試着した。




「やっぱ理央ちゃん綺麗だよ!!」




トモ子は憧れの眼差しで私を見つめた。




「似合うかな?」



「うん!バッチリだよ!!」




「じゃこれにしよう!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る