第57話

声をかけて腕を組んでホテルへ。



男はこういうのに弱い。



ホテルに入ればもっと弱い。




部屋に入る前にトモ子からメールが来た。




私はそのメールをユウジに転送した。




シャワーを浴びて出てきた私の身体にオヤジは釘づけになった。




スラッと伸びた手足、形の良い胸。



くびれたウエスト、透き通るような白い肌。




日本人離れしたスタイルはママに感謝しないと。




私が目をみつめながら抱きつくまでオヤジは動けない。




微笑むとキスをして唇をはなしてまた微笑む。




興奮したオヤジは私を押し倒した。



おあずけをくった犬みたいに私の身体を貪るように愛撫してくる。





感じた私の声がよけいにオヤジを興奮させた。

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