第34話

「理央ちゃんの家?」




「違うよ、まあ勉強部屋かな。」



タクシーに乗って私のマンションへ。




静脈センサーに手首をあてて中に入る。



オートロックは安心する。




26階にある部屋の中は3LDK。




「すごーい!!!」




トモ子は馬鹿みたいに口を開けて驚いた。




「パパ名義の部屋だけど」




援交相手のオジサンは私に逢うのに人目を気にしないで逢える部屋が欲しくて部屋を用意した。




こんな部屋があと2つ。




ここにはクローゼットに皆の服を置いてあげてる。




ここで着替えて遊びに行く。




パパの手前、男は出入り禁止。




「トモ子、これ着なよ」




私はトモ子に服を渡した。

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