第10話

そのとき付き合ってたのは高校生の彼氏で、ちょっとワルそうなところがカッコイイと思ってた。





初体験は彼と……





私は世界で彼しか見えなかった。





毎日がワクワクしてるみたいな…





訳もなく楽しくて…




これが「恋」なんだなぁって思った。





そんなある日、彼の家でまったりしてると彼の友達というのが来た。




彼はアパートで一人暮らし。




彼と友達の雰囲気が急に変わって私を無理やり抱き寄せた。




「やだ!やめて!」




私は必死にさけんだけど男3人にかなうわけもない。





最初は泣き叫んで抵抗したけどあきらめた……




私は糸が切れた人形のようだった……





ただひたすら男達が疲れて飽きるのを待つだけだった。

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