第42話
「んー……まぁいいんじゃねぇの。
夏からのリコのメニューはちゃんとこなしてるみてぇだが、
スタミナも勿論、筋肉もバランスよく強化されてる。
んじゃあそこから2グループに別れろ。
そこの山で3時間くらいケイドロやってこい。
その後フットワーク、負けたやつは……倍で許してやる。」
「「えええええええ!!!」」
「……パパ、これ、ファルトレクってこと?
全身を使って変化にとんだ地形を走ることで総合体力アップができるトレーニング。」
「んーまぁそゆことだ。
全員フィジカルはアップしてる。が、まだ硬い。筋肉っていうのはただつけてるだけじゃ意味ねぇ。
それをちゃんと使える身体になってないとな。
その為には野山を走らせる方が早い。」
その後、ケイドロから戻ってきた皆が景虎からアドバイスを貰うと練習を再開した。その途中、里月が体育館へ荷物を抱えて入ってきた。
「リコさん、飲み物作ってきました。タオルも余分に持ってきたので舞台上に置いておきますね。」
「あ、ありがとう。……そーだパパ。
この間新しく入ったマネージャーの三橋里月さん。」
「こ、こんにちは。よろしくお願いします。」
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