第1Q『マネージャー』

第2話

「んー……。…どうしよっかなー…。」




インターハイて桐皇学園と対戦。敗れた誠凛高校は、

リハビリを終えて復活した木吉も入れて、今度こそインターハイで優勝するべく練習に励んでいた。





「監督?どうかした?」




監督でもあるリコは悩みに悩んでいた。


それを見かけた主将の日向は木吉とともに声をかけた。





「……実は、私ひとりじゃサポートが大変になってきてねー…。

…ほら、自分たちで1から10までやってるでしょ?

それに、試合出ない子に全部頼んでたじゃない?さすがに今回からは練習をさせたいのよ。」



「……要するに、新しいマネージャーがほしいわけだな。」




「そそ!そゆこと!

……ねぇねぇバスケ経験ある女子知らない?」







「「…………」」





「……ってそんな都合よくいかないわよねー……」





「いますよ。」






「だよなー・・・。…………え!?」




日向が後ろを向くとそこには、黒子が立っていた。





「僕の友人で、バスケ経験ある女子。いますよ。

……今度会いますか?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る