第51話

「この人徳の差よ」


「俺もあるわてめぇ教え殺したろか」


「おぉ頼む!」


八百万達の話を聞いていた切島と爆豪は、二人で勉強をすることに。(と言うより、爆豪が切島を教える立場になった。)



「……あ、そう言えば諷璃さんも座学は得意な方でしたわよね!」


「……百?」


「諷璃さん、一緒にしません?……ほら、この間、私が座学でつまずいた所を教えてくださったじゃないですか!

あれから更に覚えれるようになったんです!!」



「「!!」」



そう。諷璃は編入試験の筆記では八百万と同じトップで入学している身。それを以前、八百万にアドバイスをした際に聞かれ、教えていた。八百万の発言に耳郎が突然諷璃に飛びつく。




「諷璃、勉強教えて!!!!」


「え、あ、私で良かったら……」


「やった!!!」




「……ふぅ。

(ここに来ても勉強は教える立場になっちゃうのね……。

……そか、九州からこっちに来てもうそんなに経っちゃうんだ…)」




""かざちゃーん!!勉強教えて!!!"'


""エスカレーター式だしここの学校緩いから勉強しなくても進級出来るのに……"'"


""行きたい学校があるのー!!!お願い!!""


""……わかった。じゃあ一緒に勉強しよ!""

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